日本4-3で中国下す!吉本光志圧勝!K-1参戦朱里は3Rイエローカード判定負け

 1日、中国湖南省長沙でK-1 Global主催の『中国vs.日本』の対抗戦大会が行われ、日本選手が4-3で中国に勝ち越した。但し、日本のキックマニア目線では大将戦に出て来そうな吉本光志がトップバッターとか、恐らくは現地事情に合わせてうまくカード編成したものと思われる。
 注目の朱里のK-1出陣は、お互いに決め手に欠く展開だったが、3Rに朱里にイエローカードがあり、この減点が判定を分けたようにも見えた。但し、英語の実況ならともかく、中国語はさすがにまったくわからず、ストリーミングも何度か途中で止まったりしたのでよくわからなかった部分がある。

■ K-1 GLOBAL PRESENTS 中国 vs. 日本
日時 2015年2月1日 試合開始19:00〜(中国時間)TVは20:00〜23:00(中国時間)
会場 中国・長沙 Golden Eagle Culture City湖南TVスタジオ内

【試合結果】
<K-1 RULES 女子56Kg契約 3分3R>
●チェン・ヒクシン(中国)
 判定
○リー・ジェン(韓国)

<K-1 RULES 70Kg契約 3分3R>
○ジャングル・コーキ=斉藤光希 (日本・Ten Clover Gym) 入場曲♪Welcome To The Jungle
 判定
●バー・ティーアー(中国)

<K-1 RULES 70Kg契約 3分3R>
●吉川英明 (日本・チームドラゴン) 入場曲♪You Give Love a Bad Name
判定
○ティエン シン (中国) 入場曲♪Final Countdown

<K-1 RULES 60Kg契約 3分3R>
○北井 智大 (日本・チームドラゴン)
 判定
●ウー・ジー (中国)

<K-1 RULES 63Kg契約 3分3R>
●中村 圭佑 (日本・チームドラゴン)
 延長RTKO ※出血によるレフェリーストップ
○ワン・ジーウェイ(中国)

<K-1ルール 女子53kg契約 3分3R 延長1R(試合順は未定)>
●朱里(日本・ボスジム/Krush女子王者/プロレスCMLL世界女子王者)トレーニング・モンタージュMIXでない旧入場曲Avicii♪Wake Me Up

 判定
○鄂美蝶[E・メイディエ](中国/武林風初代52kg級王者)

<K-1 RULES 70Kg契約 3分3R>
○K-Jee (日本・小比類巻道場)
3RTKO
●ザン・レイ(中国)

<K-1 RULES 65Kg契約 3分3R>
○吉本光志 (日本・1-siam gym/元RISEスーパーライト級王者、IKMF東洋ライト級王者、パンクラス2007年度ネオブラッドトーナメント・フェザー級王者)
 判定
●ハン・ジー (中国)

Krush女子王者・朱里2月にも海外遠征か
wkbutaiura078MixCoverマット界舞台裏1月1-8日号新日無謀DeepカズTopking巌流島Krush朱里RealFC長瀬館長Z1
マット界舞台裏2月12日号全日馬場17回忌新日ノア有明榊原信行パンクラスPhoenix梅野源治

【中国拠点K-1 GLOBAL宇宙最大の核心部分情報~週刊マット界舞台裏】
マット界舞台裏10月18日号新日両国大阪編成異議来期年俸更改GloryK1業界秘谷川貞治
マット界舞台裏10月25日号K1両国天狗選手谷川暴露営業マン闇TNA年間最大吉田沙保里
▼10・14K-1 Global両国国技館大会
マット界舞台裏11月1日号IGF週プロMグラハムJブラトニックDG配信+谷川DEEP60DREAM
121217ij305-307.jpg
マット界舞台裏11月15日号IGF大晦日G-DREAM小川TJS究極龍祭谷川@京都Gloryローマ
マット界舞台裏11月29日号EMCOM/K-1桜庭TJシン全日最強OneFC小川Glory抽選曙肉屋

2013
マット界舞台裏9月26日号K1Glory戦争白石企業再生スティムボート新日江幡双子長瀬館長
マット界舞台裏10月10日号今井良晴K1改Glory新日全日両国DホッジIGF名古屋WNC川崎
マット界舞台裏10月24日号新日全日両国K1矢吹満Eブラソ強欲社長WNCxREINA長瀬館長
マット界舞台裏11月21日号K1Glory全日最強タッグLegend修斗ラウェイ長瀬館長ロビンソン
マット界舞台裏12月26日号内藤哲也健介北斗白石伸生石井和義’13Jブリスコ宇宙大戦争

2014
世界の格闘技界の情報を全て知る男、谷川貞治氏が『マット界舞台裏』で連載!これが電子書籍だ!
141107wb071tanigawa
【「マット界舞台裏」看板の谷川貞治連載】
マット界舞台裏6月26日号WNC消滅W1再編秋山援軍谷川K1美少年IceRibbon広島BJWファイブ11
▼谷川貞治の『プチ格闘技通信』第2回 今、K-1はどうなっているのか?新たに日本でスタートするK-1とは?
 谷川貞治のプチ格闘技通信は連載2回目。先日、また新たにK-1が日本でスタートしたが、谷川氏にも問い合わせが多いという。そこで今回は、あくまで傍観者の立場からの経緯説明を試みてもらった。
 ご存じのようにK-1はFEGが運営していたが、『K-1』という商標を保有していた石井館長によって、韓国の事業家・キム・ゴンイル氏のK-1グローバル(本社は香港)という会社に売却された。FEGはこれがきっかけとなって破産に追い込まれれる。このK-1グローバルは、日本のJASDAQ上場会社『EMCOM』を母体とした会社であり、キム会長は魔裟斗をプロデューサーに立て、スペインやアメリカ、クロアチア、そして日本の両国国技館でK-1イベントを定期的に開催していたが、その拠点は日本であった。しかし…
マット界舞台裏8月28日号IGF北朝鮮K-1MAXタイTNA延命Sスラム大日本3連戦潮崎諏訪魔Teens
▼谷川貞治の『プチ格闘技通信』第11回 K-1 MAXタイ大会延期の本当の理由
 谷川貞治の『プチ格闘 技通信』第11回~今週はK-1の現状について触れることにします。石井館長から「K-1」の商標を買収し、新たに「Kー1グローバル」という会社を立ち上げて船出した新生K-1。その母体は、日本のJASDAQに上場していたキム・ゴンイル会長がオーナーを務める「EMCOM」でした。私自身もキム会長とは面識が深く、格闘技が好きな非常に親分肌の方です。今でもキム会長とは、たまに連絡を取り合うことがありますが、私自身がK-1を手伝っていることはありません。
 もちろん、そんなキム会長との関係もあり、K-1に対しても思い入れがあるので、なんとか頑張っていただきたかったのですが、魔裟斗をプロデューサーにし、日本で大会も開いたものの、1年で撤退。その影響で「EMCOM」が上場廃止になったこともあり、キム会長は中国に新天地を求め、「EMCOM」を休眠会社にして北京に新会社を設立したのです。しかし…
マット界舞台裏10月23日号新日両国1.4考TNA後楽園深淵K-1タイ発覚GFC稲垣收サムイYokkao
▼谷川貞治の『プチ格闘技通信』第19回 K-1タイ大会で事件~ブアカーオ棄権の真相
 谷川貞治の『プチ格闘技通信』第19回~ 「元気がない」と言われる格闘技界も、さすがに年末に向けて各団体盛り上がって来ていますね。UFC日本大会や修斗がVTJでいい興行をやっていますし、11月3日には新生K-1がいよいよ代々木第二で旗揚げ。敵対するBLADEも12・29大田区体育館の旗揚げカードを発表しましたが、どちらもなかなか豪華なカードでファンにどんな評価を受けるのか楽しみです。
 その中で、今週は海外のイベントで起こった二つの大きな事件に触れてみたいと思います。