[ファイトクラブ]AEWに行かなかった飯伏が二つを一つに プレ50周年に起きたベルト狂騒曲 新日本

[週刊ファイト4月8日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼AEWに行かなかった飯伏が二つを一つに プレ50周年に起きたベルト狂騒曲
 text & photo by TERUZ
・これがIWGP世界ヘビー級ベルト 初代王者・飯伏幸太に贈呈される
・NEVER格上げ加速 棚橋「IWGPよりも歴史が長いベルトになった」
・新ベルト防衛ロード計画!? 王者・飯伏が解説席の鷹木にも熱視線
・予想通りベルト悪評 飯伏はじめアスリート体型レスラーに対応


■ 新日本プロレス Road to SAKURA GENESIS 2021
日時:3月30日(火)18:30
会場:東京・後楽園ホール 観衆345人(主催者発表)

 IWGPヘビーとIWGPインターコンチネンタルの統合による新王座「IWGP世界ヘビー級」の誕生。この動きにはファンが総反対状態だったが、3月30日の後楽園ホール大会における新ベルト贈呈式にこぎつけた。おごそかな空気の中で2本のベルトが菅林直樹会長・大張高己社長に返還され、菅林会長から新ベルトが初代王者・飯伏幸太に渡される。4・4両国国技館大会での“初防衛戦”を新日本プロレスが控える中、3・30後楽園大会とその周辺のベルト談義をレポートする。

 
これがIWGP世界ヘビー級ベルト 初代王者・飯伏幸太に贈呈される
 

 30日、新日本プロレス『Road to SAKURA GENESIS 2021』後楽園ホール大会の試合前に、新設された「IWGP世界ヘビー級王座」のベルトが披露された。歴代のIWGPヘビー級そしてインターコンチネンタルのベルトのデザインが複合していることが説明された。

飯伏「僕はいままで言ってきたとおり、インターコンチのベルトと、IWGP(ヘビー)のベルト、これを一つにする。それの意味が、みんなあまり伝わらなかったかも知れない。でも、僕はこのベルト、二つのベルトが大好きだったから、この一つのベルトにして、このベルトを日本だけじゃなく、世界に向けて、そしていままでの歴史を絶対に継いだまま、もっともっと大きく、新しくしていきたいと思います(場内拍手)」

 贈呈式で初代王者の飯伏幸太が受け取った。IWGPヘビーならびにIWGPインターコンチネンタルの新日本におけるシングル頂上2冠を統一した王座となる。アントニオ猪木により創設された伝統の「IWGPヘビー」喪失は取り沙汰されたが、熱い闘いがそこにあることこそ問われていくものとなる。4・4両国国技館大会(挑戦者ウィル・オスプレイを相手にした初防衛戦)や5月スタジアム2大決戦でのベルト戦線に期待したい。

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