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3月26日(現地時間)にロシア連邦サンクトペテルブルクで『ACA 120: Froes vs. Khasbulaev』が開催された。
ACAは、ACBとアフマット・ファイト・ショーが合併したものだ。ACB(アブソリュート・チャンピオンシップ・ベルクート)はロシアの総合格闘技団体。アフマット・ファイト・ショー(ワールド・ファイティング・チャンピオンシップ・アフマット=WFCA)はロシア・東欧で開催するキックとMMAの混合イベントで過去には多くのレジェンド達が参戦していた。この両団体がACA(アブソリュート・チャンピオンシップ・アフマット)として新たにスタートしたのだった。
今大会の2階級の王座戦が組まれ、揃ってブラジル人王者にロシア人挑戦者が挑むというカードとなった。メインはフェザー級王座戦が組まれ、王者フィリッピ・フロイスにマゴメドラスル・カズブラエフが挑戦した。王者フロイスは修斗南米王者となりACAに主戦場に乗り込んできてACAでも王座まで上り詰めた。対するカズブラエフはベラトールでも勝利を重ねた実力者。下馬評ではやや王者有利だったが、なんと前日計量で王者フロイスが体重オーバーとなり王座はく奪。結果、挑戦者カズブラエフが勝利した場合は新王者となるルールで試合が行われた。試合はカズブラエフがグランドでバックに奪ってチョークを仕掛ける。フロイスの身体が伸びてがっちりチョークが極まりカズブラエフの一本勝ち。カズブラエフが見事な勝利で王座をロシアに奪い返した。
またバンタム級王座戦は、挑戦者マゴメド・ビブラトフが王者デニエル・オリヴェイラを終始圧倒し、判定勝ち。こちらも王座をロシアに奪い返した。
■ ACA 120: Froes vs. Khasbulaev
日時:2021年3月26日(現地時間)
会場:ロシア連邦サンクトペテルブルク
<フェザー級王座タイトルマッチ>
○マゴメドラスル・カズブラエフ(ロシア/挑戦者)
4R リアネイキドチョーク
●フィリッピ・フロイス(ブラジル/王者)
<バンタム級王座タイトルマッチ>
○マゴメド・ビブラトフ(ロシア/挑戦者)
判定
●デニエル・オリヴェイラ(ブラジル/王者)
<フェザー級>
○サルマン・ザマルダエフ(ロシア)
2R 1分06秒 反則
●ディエゴ・ブランダォン(ブラジル)
<ライト級>
○ラシッド・マゴメドフ(ロシア)
判定
●ムハメド・ココフ(ロシア)
<フェザー級>
○アプティ・ビマルザエフ(ベラルーシ)
判定
●トゥラル・ラジモフ(アゼルバイジャン)
🏆 New champion of ACA in featherweight division – Magomedrasul “Frodo” Khasbulaev! pic.twitter.com/p5uuqZbIqm
— ACAMMA (@ACA_League) March 26, 2021
🏆 New champion in the bantamweight division of ACA – Magomed Bibulatov! pic.twitter.com/EPO4XM2t8X
— ACAMMA (@ACA_League) March 26, 2021