もんげーバトルに市民熱狂!ドラゴンゲート初上陸岡山県赤磐市大会

 ドラゴンゲートが倉敷市でしゃちほこBOY選手地元凱旋大会を開催したのはつい先月2月20日のことであったが、その興奮も冷めやらぬ一か月後の3月20日、再び岡山県に来てくれた。
 今回の会場は、赤磐市山陽ふれあい公園総合体育館ということだったが県内の移動たいしたことはあるまいと、昨年末に移住したばかりで土地勘皆無の記者は岡山の広大さを舐めていた。
 たまたま当日、知人が車に乗せてくれたために会場入りを果たせたが、なかなかの山間部に位置する会場だった。
 だがドラゴンゲートは岡山では人気があり毎回お客さんが集まるとの知人の弁の通り、試合開始前には体育館に並べられたパイプ椅子席ほぼすべて埋まった。
 ドラゴンゲートを初見というお客さんも複数来場していたが、そこは年間興行回数日本一の団体の選手たち、笑いから緊張伴う乱闘まで、緩急おりまぜプロレスエンターテイメントの手練手管惜しみなく披露して地方の観客の心をすぐさまつかんでいく。第一試合から一瞬も目を離すことの出来ないスリリングかつ華やかなエンターテイメントバトルの連続に会場は興奮のるつぼと化していった。
 大会は第3試合にR・E・D乱入~ノーコンテストに至ったあたりから天井知らずにヒートアップ。
 セミではもうおなじみの岡山県小田郡矢掛町出身レスラー、しゃちほこBOY選手が筋肉獣とタッグを組むも倉敷大会に続いて故郷で金星をあげることは叶わず。
 このうえは是非とも矢掛町凱旋大会開催と、矢掛町大会での勝利を期待したい。

 メインイベントは予想通り大荒れの展開、まばたきをする間も許さない8人入り乱れての激しくも絢爛豪華な攻防を観客は存分に堪能。


クライマックスでシュンが電光石火のSSWをH・Y・Oに放ち3カウントを鮮やかに決めた後赤磐市大会を一度限りで終わらせたくないとマイクアピール、観客席から自然発生的な拍手がわきあがる感動の終幕となった。

■ドラゴンゲート GLORIOUS GATE2021
日時 2021年3月20日(土・祝)15:00 (観衆245人・主催者発表)
会場 岡山・山陽ふれあい公園総合体育館 
 
試合結果

<第1試合>
●ヨースケ♡サンタマリア 神田裕之 望月成晃
 (10分20秒 スピア⇒エビ固め)

ホー・ホー・ルン 〇Ben-K 奥田啓介


<第2試合>
〇石田凱土 B×Bハルク
 (14分5秒 アンクルホールド)
●斎藤了 ボクティモ・ドラゴン



<第3試合>
U-T 横須賀ススム Kzy
 (17分4秒 ノーコンテスト ※R・E・D乱入し収拾つかず)
ドラゴン・キッド YAMATO ウルティモ・ドラゴン


<第4試合>
SB KENTo 〇KAI
 (14分9秒 メテオインパクト⇒エビ固め)
●しゃちほこBOY 吉田隆司

<第5試合>
HipHop菊田 ディアマンテ ●H・Y・O KAZMA SAKAMOTO
 (14分36秒 SSW⇒エビ固め)
ラ・エストレージャ ジェイソン・リー 箕浦康太  〇シュン・スカイウォーカー