©ONE Championship

　ONE CHAMPIONSHIPは、3月19日シンガポール・インドア・スタジアムで事前収録（2月26日）された『ONE Championship ”FISTS OF FURY Ⅲ”』を配信した。
　メインのONEキックボクシング・ライト級タイトルマッチでは、アメリカのムエタイイベント“Lion Fight”スーパーミドル級王者、ドイツの団体MFC（Mix Fight Championship）キック王者の経歴をもつレギン・アーセル（スリナム／王者）がパンチ、キック、膝と高い攻撃力でムスタファ・ハイダ（イタリア／2位）を圧し、ユナニマス判定で2度目の防衛に成功した。
　日本から参戦の箕輪ひろば（修斗ストロー級世界王者）は、3‐0でもおかしくない内容だったが判定は割れ、2‐1の判定勝ちで、昨年11月13日配信（10月30日開催）の「ONE113　Inside the Matrix03」に続きONE 2連勝を飾った。

　大会は無観客の配信大会で“ONE Championship”APPでも配信された。

※体重は計量時とハイドレーション・テストの数値
ONEでは水抜きによる急激な体重増減を禁止しており、規定体重をクリアしてもハイドレーション・テストをパスしないといけない。尿比重（尿中の水分と水分以外の物質の割合を算出した割合）が1.00250以下が基準上限とされ、1.0250以下は合格。1.0251以上の値は不合格となり、1日目または2日目に体重とハイドレーション・テストに失敗した選手は、大会当日朝にもテストを行う。

■ ONE Championship　“FISTS OF FURY Ⅲ”
配信日時：2021年3月19日(金) 現地20:30（JST 21:30）放送
会場：シンガポール・インドアスタジアム

大会ハイライト

＜メインイベント 第6試合　ONEキックボクシング・ライト級（70.4kg-77.1㎏）タイトルマッチ　3分5R＞
○レギン・アーセル（スリナム／王者）
　判定3‐0
●ムスタファ・ハイダ（イタリア／2位／ISKAキックボクシング王者）
※レギン・アーセルが防衛

＜コーメイン　第5試合　ムエタイ　女子アトム級 (47.7㎏–52.2kg) 3分3R＞
●アルマ・ユニク（オーストラリア／4位）
　判定0‐3
○ジャネット・トッド（アメリカ／2位、キック同級王者）

　日本人の母親をもつONE女子アトム級キックボクシング王者ジャネット・トッドが2R右ストレートでダウンも奪い、判定勝ち。女子ムエタイ王座奪取へ好スタートをきった。

＜第4試合　MMA　ストロー級（52.3㎏–56.7㎏）　5分3R＞
●アレックス・シウバ（ブラジル／5位、元王者）
　判定1‐2
○箕輪ひろば（日本／修斗ストロー級世界王者）

＜第3試合　MMA　女子ストロー級（52.3㎏‐56.7㎏）　5分3R＞
●マイラ・マザール（ブラジル／5位）
　3R 41秒 ※フロントチョーク
○ジェリー・オルシム（フィリピン）

＜第2試合　MMA　フライ級（56.8㎏‐61.2㎏） 5分3R＞
○ロシャン・マイナム（インド）
　1R 2分45秒 ※裸絞め
●アジズ・カリム（フィリピン）

＜第1試合　MMA　フライ級（56.8㎏‐61.2㎏） 　5分3R＞
●ヨッカイカー・フェアテックス（タイ）
　判定0‐3
○フー・ヨン（中国）

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