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2月16日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
今大会のメインでは、現TNA世界ヘビー級王者のムースとECWレジェンドのトミー・ドリーマーがシングルマッチを行った。ムースは現インパクト世界王者のリッチ・スワンと王座統一戦を狙っており、執拗にスワンを襲撃している。2021年2月13日に開催されたNo Surrender2021のメイン終了後にもムースは乱入し、スワンとドリーマーを襲った為、ドリーマーの怒り心頭となり、今回、シングルマッチを行うこととなったのだった。反則が許可されたオールドスクールマッチで行われた為、椅子、バケツなど凶器が飛び交い、パワーでムースが優勢だが、ドリーマーも急所攻撃などベテランのインサイドワークで反撃するという形となった。ムースがテーブルをリングに上げると逆に隙をついてドリーマーがムースをテーブルぶつけて竹刀攻撃などを見せたものの、最後はムースが必殺のスピアーで勝利。やはり現役バリバリの怪物ムースが強かったようだ。
また予告通り、新日本プロレス所属で元IWGPタッグ王者のジュース・ロビンソン、デビッド・フィンレーことフィンジュースがインパクト・レスリングに参戦した。これでAEWに続き新日本プロレスとも交流が再開した形となり、フィンジュースはリノ・スカムを相手に勝利。しかし、試合後にザ・グッド・ブラザーズ(カール・アンダーソン & ドグ・ギャローズ)が現れたのだった。アンダーソンは若造が俺たちの敷地内に入ってきて遊んでるのは歓迎する、これから飲みに行こうと、今でもお前たちは自分らの下の若手であると挑発。それに対してロビンソンが今はザ・グッド・ブラザースがIWGPタッグ王座だった2015年とは違い時代は変わってる、アンダーソンが酔いつぶれて小便の中で目を覚ます事にならないなら、飲みに行ってもいいと切り返した。どうやらこの両チームの抗争がスタートしそうだ。
■ Impact Wrestling
日時:2021年2月16日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ合衆国会場非公開
<シングルマッチ>※オールドスクールマッチ
○ムース
ピンフォール
●トミー・ドリーマー
<シングルマッチ>
○テニールダッシュウッド
ピンフォール
●ネヴェア
<タッグマッチ>
○フィンジュース(ジュース・ロビンソン & デビッド・フィンレー)
ピンフォール
●リノ・スカム
<シングルマッチ>
○マット・カルドナ
ピンフォール
●ヘルナンデス
<4WAYマッチ>
○トレイ・ミゲル
ピンフォール
●スーサイド、ウィリー・マック、ダイバリ
<Xディビジョン王座タイトルマッチ>
○TJP(王者)
ピンフォール
●ジョシュ・アレキサンダー(挑戦者)
.@TheMooseNation wins in Old School Rules.
Can anybody stand in his way? #IMPACTonAXSTV @THETOMMYDREAMER pic.twitter.com/XOE4ttAAZ1
— IMPACT (@IMPACTWRESTLING) February 17, 2021