2・28後楽園『REBELS ~The FINAL~』配信&生中継決定! 潘&重森ロングインタビュー到着!!

 既にチケットが完売した2・28後楽園『REBELS ~The FINAL~』の「ツイキャス」プレミア配信&「サムライTV」生中継が決定した。また、潘隆成&重森陽太の公式インタビューが到着したので画像と共にお届けする。

・REBELSプレスリリース
◎「ツイキャス」プレミア配信は、通常の【ライブ観戦チケット/3,300円(税込)】と【ファイター応援チケット/6,600円(税込)】の2種類をご用意しました。
【ファイター応援チケット】は、今大会に出場する14名のファイター+引退記念セレモニーを行うUMA選手の中から1選手をお選びいただき、お客様から頂きましたチケット代金の一部をその選手のファイトマネーに直接上乗せさせていただきます。

<放送概要>
当日17:30より全試合終了までのPPV有料生配信となります。下記ページよりご購入いただけます。
https://twitcasting.tv/kb_knockout/shopcart/51717
※視聴期限:2021年3月14日(日) 23:59まで。何度でもご視聴いただけます。

◇「サムライTV」生中継は、当日17:30から全試合終了まで完全生中継されます。
サムライTVは、スカパー!プレミアムサービス、ひかりTVほか全国のケーブルテレビで絶賛放送中!
月額料金:1,980円(税込)
https://www.samurai-tv.com/

◎潘隆成&重森陽太公式インタビュー

潘隆成
「最後の『REBELS』で他の団体の選手に勝たせちゃダメ」

潘隆成

 2・28『REBELS ~The FINAL~』の「ライト級/REDルール/3分3R・延長1R」で、重森陽太と対戦する潘隆成。約2年ぶりの参戦となる『REBELS』のリングで新日本キックからの“外敵”を迎え撃つ立場となる彼は、
「同階級で一番強いと思っている」
相手との一戦に向けてどう意気込んでいるのか?

──今回からライト級に落としての参戦ということですが、階級変更の理由は?

潘 これまでのスーパーライト級ではやれる選手とだいたいやってきたというのもあり、ライト級のほうが盛り上がりそうな相手がいっぱいいるなと思って、落とすことを決めました。

──減量などは心配ないですか?

潘 大丈夫ですね。最近新しいトレーナーにいろいろ見てもらって、減量の仕方とか食事のこととかも指導してもらったんです。前回、勝次選手と試合した時(2020年9月)が63.5kg契約だったんですけど、その時もけっこう余裕を持って落とせたので、相談もした結果「コンディションを落とさず階級を下げられるんじゃないか」ということで決めたという感じです。

──では新しい階級でも、動きは問題ないと。

潘 試合は初めてなので、やってみないと分からない部分はありますけど、今のところは大丈夫だと、自分では思ってます。

──カード発表会見では、お互いに
「タイプが似ている」
と言っていました。潘選手としてはどういうところが似ていると思っていますか?

潘 相手をコントロールする技術だったりとかですね。試合にしても、相手にダメージを与えたり倒すというよりも、相手をコントロールして試合を作るという部分がすごく似ていると思いました。重森選手は左を使うのがうまいなと思ってたんですけど、僕も左を使って相手をコントロールするということを意識してやってきたので、そういうところで似てるなと思いました。

──似たタイプ同士の戦いとなると、接戦になる可能性が高いのかなと思うんですが、いかがでしょう?

潘 僕もこういうタイプとはあまりやったことがないので、どうなるかはフタを開けてみないと分からないですけど……いつものようにコントロールできたりは絶対しないと思うし、相手も
「自分がやられてイヤなこと」
をやってくるはずなので、接戦にはなると思いますね。

──そこで勝つカギは何になると思いますか?

潘 まず、競る部分で絶対に引かないことだと思っています。あとは、ホントに穴が少ない相手なんですけど、ないわけではなくて実際に見つけてもいるので、そこを突いていけたらという感じです。

──重森選手は過去40戦以上で対日本人の黒星は一つだけ、それも6年半前ということなんですが。

潘 僕も会見の時に初めて聞いて、
「そうなんだ! 」
と思いました(笑)。僕は前から、ライト級の日本人で一番強いのは重森選手なんじゃないかと思っているんですが、そこで気負うとかは全然なくて、勝ったらオイシイなぐらいの気持ちで思いっきりぶつかっていきたいと思ってます。今は「食ってやろう」という気持ちが強くて、対日本人2敗目をつけてやりたいですね。

──新日本キックとの対抗戦という側面もあります。

潘 特に『REBELS』が最後というのもあって、それも大きいですね。今回は新日本キックから2選手が乗り込んでくるんですけど、僕はクロスポイント所属ですし、最後の『REBELS』で他の団体の選手に勝たせちゃダメだなって気持ちは、今までの対抗戦よりもあります。新日本の選手とはこれで3回目なんですけど、そういう気持ちは一番強いです。

──「新日本キックの強さ」みたいなものは感じますか?

潘 全体としてというのは特にないんですけど、これまで2戦は新日本の大会で戦っていて、『REBELS』のリングで当たるのは初めてなんですよ。新日本の大会は独特の雰囲気があるので、そこの空気感は今までとちょっと違うのかなと。

──ホームリングでの試合という気持ち?

潘 ……と言っても、僕も『REBELS』は久々なんですよね(笑)。なので、逆に『REBELS』のリングのほうが緊張はするかもしれません。ホームリングのほうが負けられないというプレッシャーもありますし。まあ、『REBELS』の会場の雰囲気は何度も味わってきたものでもありますし、最後なので当日は本当に楽しみたいなという気持ちです。

──相手を考えても大一番ですが、その先については?

潘 去年9月の『KNOCK OUT』のトーナメントで、重森選手は決勝に勝ち上がって、スアレック選手とタイトルマッチを争っているので、重森選手に勝てばベルトへの一番の近道になると思ってます。ここで勝って、スアレック選手の持っているベルトを今年中には獲りに行きたいなと思ってます。

──「次期エース」と呼ばれていただけに。

潘 そろそろ本当のエースにならないといけないと思うんですけど(笑)、瑛ちゃん(小笠原瑛作)、(鈴木)千裕とかもいるんで、そんなに気負うこともなく、僕は僕なりにベルトに向かっていければいいかなと思ってます。

──そのためにも大事な一戦ですね。では最後に改めて、意気込みをお願いします。

潘 タイプ的には似ていると思うし、お互いに絶対に譲りたくない部分もあると思うので、本当に熱いものが生まれて『REBELS』の最後にふさわしい熱い試合に、絶対になると思います。なので、お客さんも一緒に盛り上がってほしいなという気持ちです。応援よろしくお願いします。

◎重森陽太
「『KNOCK OUT』で2階級同時制覇を狙っています。そのためにも勝利を! 」

重森陽太
 

 2・28『REBELS ~The FINAL~』の「ライト級/REDルール/3分3R・延長1R」で、潘隆成と対戦する重森陽太。初の『REBELS』参戦がファイナル大会となったが、新日本キック代表としての意識は強い。日本人には6年以上負けていない彼は、
「自分とスタイルが似ている」
と評する潘との戦いを、どのように位置付けているのか?

──いきなりですが、会見などでの言葉遣いや物腰がものすごく丁寧ですよね。

重森 そうですか?(笑) ありがとうございます。…丁寧ですかね? メールなどはビジネスベースで基本的なご挨拶をちゃんとしないとなと心がけたりもしてますけど…

──もしかしたらキック界、いや格闘技界一なんじゃないかと思うぐらいですが。

重森 どうなんですかね?(笑) でも、同じ伊原道場の(江幡)塁さん、睦さんはすごく丁寧ですよ。その影響はあるかもしれません。やっぱり伊原信一代表、稲城支部の栗芝貴会長の教えですね。あと、私は大学を卒業して一般企業に就職しているので、それでビジネスマナーを心がけなきゃというのもあります。

──のっけからリング外の話で失礼しました(笑)。さて、1月のカード発表会見では
「潘選手とはスタイルが似ている」
というお話をされていました。具体的に、どういう部分に感じますか?

重森 潘選手が新日本キックで勝次選手と試合をした時に、「あ、なるほどな」と思ったんです。私がもし勝次選手と試合をしたらこうしたいなと思っていた動きを、潘選手がしてたんですよね。その組み立てとかを見て、
「ああ、似てるんだな」
と思いました。たぶん、好きな技とかも似てるんだと思います。

──似たスタイル同士の試合となると、接戦になってしまうのではないかと思うんですが、いかがですか?

重森 うーん…そこがけっこう面白いところで、フタを開けてみれば全然違う展開になることもあったりするし、思ってもない展開に勝手になっちゃったりするんですよね。だからそこはあまり意識しないで、普通に試合をすれば面白くなるんじゃないかなと思います。ドロドロでドローになることはないと思うので。

──なるほど。

重森 普通は、タイプが似てると確かに試合が動かなくなりがちなんですけど、その中で無理やり動かさないといけない場面って、必ずあるじゃないですか。そこが楽しみですよね。でもそれって、狙ってできることではなくて、噛み合って噛み合って、どっちかが崩していくから面白くなるんですよ。だから…あ、結局は接戦になるんですかね(笑)。

──結局はなりますか(笑)。

重森 接戦にはなりそうですけど(笑)、ドロドロの塩試合にはならないと思います。自分としては、試合の中でリズムや戦い方を変えたりというのは得意な方なので。その中から突破口を見つけて勝ちたいです。

──そのあたりの自信もあって、対日本人ではデビュー以来1回しか負けていないということなんですね。

重森 バンタム級時代に防衛戦で負けたのみですね(2014年10月、瀧澤博人戦)。

──ということは約6年半、日本人に負けなしということですよね。レベルの高い新日本キックと、近年は『KNOCK OUT』など戦いの場も広がっている中で、すごいことだと思います。

重森 誰も言ってくれないので、会見では自分で言ってみました(笑)。言ったら言ったでプレッシャーもかかるんですけどね。

──今回はリカルド・ブラボ選手とともに『REBELS』のリングに乗り込む形になります。「新日本キックを背負う」という意識は強いですか?

重森 そうですね。このところ『REBELS』『KNOCK OUT』と新日本キックの交流が増えていて、僕は『REBELS』は初めてなんですけど、『KNOCK OUT』には何度か出させていただいて、アウェイ感は少しずつ減ってきているなとは思います。ファン層は近いのかなと思うし、ちょっとそういうファンの方々と交流もさせていただいたのもあって。ただ今回、『REBELS』のファイナルじゃないですか。

──はい、今大会で封印ということになります。

重森 何となく私のイメージだと、『REBELS』の選手だけでやるのかなと思ってたんですよ。そしたら新日本キックから2人も呼んでくれて試合を組んでくれるのは、さすがだなと思いました。『REBELS』って「反逆者」という意味ですよね? そのテーマを最後まで貫くのはカッコいいなと。

──重森選手の思う「新日本キックの強さ」って、どういうものだと思いますか?

重森 新日本キックって、社会で言うと資本主義的な面があると思うんですよ。

──資本主義的?

重森 他の団体ですと、ランカーあたりから入場曲がかかったり煽り映像が入ったり、スポットライトが当たり始めますよね。でも新日本キックって、チャンピオンにならないとそういうことがないんですよ。だから競争がすごく激しくて、「チャンピオンは一番強くなければいけない」という意識がすごく刷り込まれてる団体だと思うんです。だから勝ちへの執着が一番強い団体なんじゃないかなと思いますね。

──ああ、分かります。

重森 よくも悪くも、というところはあると思うんですが、チャンピオンにならないとスポットライトが当たらないというのは面白いですよね。だからこそ、チャンピオンに対するいい意味でのプレッシャーがあって、そこは選手にとって大きい部分だと思います。他団体に出るからには絶対に勝たないとというのもありますし。

──今回の試合は、もちろん今後の『KNOCK OUT』にもつながっていくと思います。そこでどうしていきたいですか?

重森 『KNOCK OUT』の階級設定が変わったんですよね。新日本キックのライト級は61.2kgなんですが、『KNOCK OUT』ではスーパーフェザー級が60kg、ライト級が62.5kgということで、ちょうど真ん中なんですよ(笑)。

──確かにそうですね。

重森 ずっと61.2kgで体を作っていたので、どうしようかなと。でも逆に言うとどっちもやれるということでもあるので、スーパーフェザー級とライト級、両方の階級でやっていきたいですね。2階級のベルトを同時に持ちたいというのが今の夢です。2階級制覇ならよくありますけど、同時に2階級保持というのはあまりないので。例えば4月にスーパーフェザー級のタイトルマッチをやって、6月にライト級のタイトルマッチをやって……という感じで。

──青写真ができてますね。

重森 あとは、スアレック選手がチャンピオンのうちに自分がベルトを奪取したいというのがあります。スアレック選手は実績もありますし、実際に対戦しても強かったので、それを乗り越えてチャンピオンになりたいです。

──新日本キックも背負って。

重森 はい、対抗戦はこれからもどんどんやっていきたいと思いますし、伊原代表に期待していただいている分、しっかり結果を残していかないとと思っているので、新日本キックの切り込み隊長的な立場はキープしていきたいと思います。

──では最後に、改めて意気込みをお願いします。

重森 10年間続いた『REBELS』が今回で最後ということで……キック団体としては新しい方だと思いますが、最初の頃から注目されていましたし、今見てみると、『REBELS』出身の有名選手ってすごく多いんですよね。その最後に出られるということで、『KNOCK OUT』にもつながるような勝ちを掴みたいと思います。3月が「REBORN」ということですが、ここから“始まり”を匂わせることができるように、
「『KNOCK OUT』でまた重森陽太が見たいな」
と思われるような試合をして、しっかりと『REBELS』の幕を引くお手伝いをさせていただきたいです。「反逆者」というテーマにも甘えさせていただいて(笑)、オイシイところをしっかりといただきたいです。

・カード変更プレスリリース

 2月28日(日)に後楽園ホールで行われます「REBELS ~The FINAL~」にて、カードの変更がございますので、お知らせいたします。
 麻火佑太郎(PHOENIX)と対戦予定だった大谷翔司(スクランブル渋谷)ですが、感染症拡大防止のため一定の待機期間を設ける必要のある選手(本人または同居人が陽性者、濃厚接触者、濃厚接触者の疑いがある者、発熱等の体調不良である者等)に該当することが判明したため、本大会への出場を見合わせることといたしました。
 これにより、麻火選手の新たな相手として、紀州のマルちゃん(武勇会)の出場が決定しました。

・プロフィール
紀州のマルちゃん(きしゅうのマルちゃん)
武勇会所属
1998年4月15日生/和歌山県紀の川市出身/22歳/180cm/サウスポー/9戦7勝(5KO)2敗

紀州のマルちゃん

◇紀州のマルちゃん
Q1:急きょ『REBELS』初参戦が決まりました。現在の心境からお聞かせください。
「嬉しい。圧倒的な華はあるんで、あとはそれを見てもらえればいいかな、と」
Q2:対戦相手、麻火佑太郎選手の印象をお聞かせください。
「知らない。爽やかですね〜」
Q3:最後に改めて、試合への意気込み、ファンへのメッセージをお願いします。
「最高に華のあるKOで、最後のREBELSを締めましょう」

◇麻火佑太郎コメント
Q1:対戦相手が大谷翔司選手から紀州のマルちゃん選手に変わりました。現在の心境からお聞かせください。
「大谷選手とのお話をいただいて、すごく試合が楽しみでしたが、試合に対するモチベーションは変わらず高く持てています」
Q2:新たな対戦相手、紀州のマルちゃん選手の印象をお聞かせください。
「いい意味で面白い選手だと思います。試合をするのが楽しみです」
Q3:最後に改めて、試合への意気込み、ファンへのメッセージをお願いします。
「REBELSファイナルマッチに華を添えられるよう盛り上げますので、応援のほどよろしくお願い致します」

【REBELS ~The FINAL~】大会概要

■ REBELS ~The FINAL~
日時:2月28日(日) 開場16:45 開始17:30
会場:東京水道橋・後楽園ホール

<REBELS-BLACK スーパーウェルター級タイトルマッチ 3分3R・延長1R>
日菜太(クロスポイント吉祥寺/王者)
 vs.
海人(TEAM F.O.D/挑戦者)

<REBELS-RED スーパーフライ級タイトルマッチ 3分5R>
老沼隆斗(STRUGGLE/王者)
 vs.
白幡裕星(橋本道場/挑戦者)

<ライト級 RED ルール 3分3R・延長1R>
潘 隆成(クロスポイント吉祥寺)
 vs.
重森陽太(伊原道場稲城支部)

<スーパーウェルター級 REDルール 3分3R・延長1R>
津崎善郎(LAILAPS 東京北星ジム)
 vs.
リカルド・ブラボ(伊原道場アルゼンチン支部)

<64.0kg契約 REDルール 3分3R・延長1R>
良太郎(池袋 BLUE DOG GYM)
 vs.
橋本 悟(橋本道場)

<ライト級 BLACKルール 3分3R・延長1R>
紀州のマルちゃん
 vs.
麻火佑太郎(PHOENIX)

<55.5kg契約 3分3R・延長1R BLACKルール>
鈴木 貫太(ONE’S GOAL)
 vs.
大川 一貴(青春塾)

【主 催】株式会社 Def Fellow
【協 賛】株式会社FOREST PLANET
マリオンアパレル株式会社
清水工業株式会社
株式会社Tカンパニー
株式会社OFFICE MIRAI
備長炭焼き鳥・駅     

【スケジュール】2021年
01/11(月・祝)  『創世のタイガ』&『無法島』PRESENTS REBELS ~New Year Festival~  新宿FACE
02/28(日)  REBELS ~The FINAL~  後楽園ホール
03/13(土)  KNOCK OUT ~The REBORN~  後楽園ホール
03/28(日) KNOCK OUTアマチュア・チャンピオン決定トーナメント  新宿FACE
04/04(日)  KNOCK OUTプロ大会 ※昼大会  新宿FACE
04/25(日) KNOCK OUTプロ大会 後楽園ホール
05/22(土) KNOCK OUTプロ大会 後楽園ホール
06/12(土) 昼:アマチュア大会/夜・プロ大会  新宿FACE
07/18(日) KNOCK OUTプロ大会 後楽園ホール
08/22(日) 昼:アマチュア大会/夜・プロ大会  新宿FACE
09/25(土) KNOCK OUTプロ大会 後楽園ホール
10/29(金) KNOCK OUTプロ大会  後楽園ホール
11/28(日) KNOCK OUTプロ大会 後楽園ホール
12月調整中

※運営都合により上記予定は変更または中止される場合がございます。