AEWマット・ハーディーが試合をブチ壊す!Impact Wrestling


(C)TNA

 2月9日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 今大会のメインでは、インパクト世界タッグ王座戦が行われ王者ザ・グッド・ブラザーズ(カール・アンダーソン & ドグ・ギャローズ)がクリス・セイビン、ジェームス・ストームの挑戦を受けた。前王者であるモーターシティ・マシンガンズのセイビンが、新たにインパクト・レスリング古参であるストームと組んで王座奪還を狙うが、ザ・グッド・ブラザーズもAEWからの刺客プライベート・パーティーとの防衛戦が控えているので、絶対に防衛したいところだ。
 白熱した勝負が続くが、なんと試合中、入場ゲートにマット・ハーディーとプライベート・パーティーが現れたのだった。笑いながら試合を見守るハーディーらだが、セイビン、ストームが勝利しそうになると、ハーディーの指示でプライベート・パーティーがリングに乱入。結果、セイビン、ストームの反則勝ちとなるも、反則絡みなので王座移動はなしとなった。ハーディーはザ・グッド・ブラザーズに加勢し、王座挑戦はあくまでザ・グッド・ブラザーズを相手に行いたいという事だろう。
 試合後、ハーディーはしてやったりと喜んでいたが、そこにインパクト・レスリングの副社長、スコット・ダモールが現れた。王座戦でプライベート・パーティーが介入した事に激怒し、セイビン、ストームにはもう一度チャンスを与えないと不公平だとして、ザ・グッド・ブラザーズとプライベート・パーティーの王座戦にセイビン、ストーム組も混ぜて3WAYでの王座戦にする事を通達したのだった。

 番組のラストでは、インパクト世界王者リッチ・スワンと挑戦者トミー・ドリーマーのタイトルマッチ調印式が行われた。両者がリング中央の椅子に座り、スワンは書類にサイン。ドリーマーはスワンは足を怪我しているので防御に穴があると語ると、その時、会場が暗転。暗闇の中から現TNA世界ヘビー級王者のムースが現れたのだった。ムースは王座挑戦、王座統一戦の権利を持っており、自分が本当の王者だと主張しスワンと激しく舌戦。王座戦調印式の立会人であるダモールは、ムースにもし王座戦に介入したらムースの王座挑戦権をはく奪すると宣言。ムースは両者とも自分より弱いので介入などしないと答えた。完全に蚊帳の外になってしまったドリーマーも激怒してサインして自分がまず王座挑戦権を持っていることを改めて証明し、まずスワンはドリーマーと王座防衛戦を行うことが決定した。

■ Impact Wrestling
日時:2021年2月9日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ合衆国会場非公開

<インパクト世界タッグ王座タイトルマッチ>
○クリス・セイビン、ジェームス・ストーム(挑戦者)
 反則
●ザ・グッド・ブラザーズ(カール・アンダーソン & ドグ・ギャローズ)(王者)
※反則裁定なので王座移動はなし

<シングルマッチ>
○ブラック・タリウス
 ピンフォール
●カレブ

<シングルマッチ>
○ネヴェア
 反則
●キエラ・ホーガン

<シングルマッチ>
○キンバー・リー
 ピンフォール
●ODB

<8人タッグマッチ>
○ジョシュ・アレクサンダー、トレイ・ミゲル、スーサイド、ウィリー・マック
 サブミッション
●ブレイク・クリスチャン、クリス・ベイ、デバリ、エース・オースチン


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