2・7ドラゴンゲート5年ぶり高知大会 プロレス辺境地帯を照らした一筋の光明 

 観客動員数169人。数字の上では盛況だったのか判断が難しいところだが、陸の孤島とも呼ばれる高知県において、それでなくても自粛自粛でイベントの中止相次ぐ暗い時世に果敢にも5年ぶり高知県でプロレス興行開催に踏み切ったドラゴンゲート。
 このところの開催地をざっと並べても鳥取、山口、福岡2連戦、富士、コロナ禍だろうと中止せず巡業を続けている。
 続けていられるということは、それだけ万全の体制で臨んできているからにほかならない。さすが巡業開催数日本一のプロレス団体だけのことはある。
 コロナ予防対策徹底姿勢について高く評価したい。

■ ドラゴンゲート TRUTH GATE 2021
日時:2月7日(日)16:00開始
会場:高知CERESセリーズ 観衆169人(主催者発表)


<第5試合 60分1本勝負>
H・Y・O ディアマンテ ●B×Bハルク
 17分3秒 全知全能のフランケンシュタイナー⇒片エビ固め
奥田啓介 Ben-K 〇YAMATO

<第4試合 45分1本勝負>
●ダイヤ・インフェルノ SB KENTO 石田凱士 Eita
 16分7秒 SSW⇒エビ固め
ラ・エストレージャ ジェイソン・リー 箕浦康太 〇シュン・スカイウォーカー

<第3試合 30分1本勝負>
〇HipHop菊田 KAZUMA SAKAMOTO
 12分32秒 ローリングラリアット⇒片エビ固め
●斎藤了 ポクティモ・ドラゴン

<第2試合 20分1本勝負>
●Kagetora 神田裕之
 12分34秒 クリスト 
〇ドラゴン・キッド ウルティモ・ドラゴン

<第1試合 15分1本勝負>
堀口元気 横須賀ススム 〇Kzy
14分20秒 ランニングエルボースマッシュ⇒片エビ固め
●問題龍 ヨースケ・サンタマリア ドン・フジイ

 
 コロナ禍の開催ということもあり超満員にはならなかったが大会は盛況、会場には首の怪我により8月に引退を表明した吉野正人選手が姿を見せファンを喜ばせた。

 (大会写真提供:TAKA)
 今回コロナ禍で記者が県外をまたいでの取材不可能となり急遽高知大会に足を運ばれたドラゴンゲートファンのお客様の撮影した写真をお借りした。
 急なお願いにも関わらず快諾を頂戴出来本当に感謝。ありがとうございました。
 1枚1枚ピタリと決まった完成度の高い写真ばかり。ドラゴンゲートは生え抜きのイケメン揃いの団体だからか、撮影する人の腕前も自然と磨かれるのだと感服させられた。
☆詳細版はドラゴンゲート3・7大阪ドリームゲート戦最新の情報を写真交え追加[週刊ファイト2月18日号]収録☆

 しゃちほこBOY選手デビュー20周年を記念して故郷の岡山県で凱旋興行2大会の開催が決定した。
■ ドラゴンゲート しゃちほこBOY凱旋大会
日時:2月20日(土)18:00開始
会場:ホテルセントイン倉敷(岡山県)

■ ドラゴンゲート 赤磐市山陽ふれあい公園総合体育館大会
日時:3月20日(土)16:00開始
会場:山陽ふれあい公園総合体育館(岡山県)

 

岡山県小田郡矢掛町 矢掛町役場でプロレスがお好きな山野通彦町長と堅い握手を交わすしゃちほこBOY選手