ジャイアント馬場23回忌追善興行超満員札止め! 16文へ捧ぐテンカウント!!

 1999年1月31日に61歳で亡くなられたジャイアント馬場さんの23回忌追悼興行が後楽園ホールで行われ、コロナ禍の感染症対策に於ける超満員札止めの700人が集い、偉大な巨人を偲んだ。


 亡くなられた元子さんの遺言でもある23回忌興行は、馬場さんがブッチャーを引き抜かれた新日本プロレスから抜き返したスタン・ハンセンと初の一騎打ちを行った1982年2月4日から40年目となる記念日の開催。
 それにちなみ、館内のモニターに当時の試合映像が流され、駆け付けた徳光和夫アナウンサーが生実況する追悼試合が第3試合にマッチメークされた。

 続いてモニターには鬼籍に入った馬場さんのライバル達や縁の選手が映し出される。そしてリングに一目で馬場さんの物と解るリングシューズが置かれ、10カウントが献げられた。


16文シューズを持つのは故・馬場元子さんの又甥で、主催者でもある株式会社H.J.T.Productionの緒方公俊代表取締役、向かって右で付き添うのは、同じく元子さんの姪にあたる緒方理咲子さん


グレートカブキは追悼演舞から毒霧

■ ジャイアント馬場23回忌追善興行
日時:2月4日(木) 開始18:00
会場:東京水道橋・後楽園ホール
観衆:700人(超満員札止め=主催者発表)

<メインイベント 6人タッグマッチ 60分1本勝負>
○武藤敬司(フリー) 諏訪魔(全日本プロレス) 小島聡(新日本プロレス)
 13分51秒 シャイニングウィザード⇒片エビ固め
天山広吉(新日本プロレス) カズ・ハヤシ(GLEAT) ●河野真幸(フリー)


長身の河野真幸が、キック、チョップ、かわず落とし、ネックブリーカーと馬場さんを彷彿とさせる技を見せた。

<セミファイナル タッグマッチ30分1本勝負>
○永田裕志(新日本プロレス) 青柳優馬(全日本プロレス)
 12分23秒 バックドロップホールド
鈴木みのる(パンクラスMISSION) ●佐藤光留(パンクラスMISSION)

<第4試合 ステーキハウス寿楽PRESENTS シングルマッチ30分1本勝負>
○BUSHI(新日本プロレス)
 10分14秒 MX⇒エビ固め
●青柳亮生(全日本プロレス)

<第3試合 ジャイアント馬場23回忌追善特別試合>
△ジャイアント馬場
 両者反則
△スタン・ハンセン

<第2試合 追善特別試合8人タッグマッチ 30分1本勝負>
○渕正信(全日本プロレス) 大仁田厚(フリー) グレート小鹿(大日本プロレス) 越中詩郎(フリー)
 8分55秒 首固め
2代目タイガーマスク(フリー) 大森隆男(全日本プロレス) 嵐(フリー) ●菊地毅(フリー)
当初出場予定だった井上雅央が体調不良の為、急遽嵐が参戦となった

<第1試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負>
○新崎人生 (みちのくプロレス) 長井満也 (ドラディション)
 6分25秒 念仏パワーボム⇒エビ固め
西村修(フリー) ●アンディー・ウー(フリー)

◆レフェリー:和田京平、レッドシューズ海野、西永秀一、神林大介
◆リングアナウンサー:木原文人、宮田充、阿部誠