ノア2・12日本武道館大会前の“ラスト興行”が1月31日、後楽園ホールにて開催された。
武道館でのGHCナショナル戦で対戦する拳王と船木誠勝がタッグマッチで顔を合わせる。スタンドでの差し合い、キック合戦に緊張感が走る。船木はマウントポジションを奪うと、じっくり圧をかけておいてから腕十字へとクイック移行してみせる場面も。この2人だけで6分間闘い、武道館を待たずとも一騎打ち状態となった。
3度目の顔合わせでは船木の強烈な張り手で拳王がダウンを喫する。尻餅状態の船木に拳王はランニングキックをぶち込むが、船木はカウント1でキックアウト。浴びせ蹴りまで放つ好調さを見せた船木はハイブリッドブラスターからの胴締めスリーパーを繰り出す。動かなくなった拳王に対してレフェリーが試合をストップした。圧勝との印象を残した船木はバックステージでも「メチャクチャ楽でしたよね」とコメントを残し、王座奪取に王手をかけた。
船木「前哨戦なんで、すべてを出さないという気持ちでやっていると思うんですけどね。ただ、こっちは結構固めていきましたよ。田中選手もいたんで、絶対今日は負けないと思ってましたけど。メチャクチャ楽でしたよね、正直。もう1試合いけそうですよね?」
■ ノア HIGHER GROUND 2021
日時：1月31日（日）11:30
会場：東京・後楽園ホール 観衆605人（主催者発表）
＜第1試合＞
〇タダスケ
仁王
覇王
（10分12秒 地団駄ラリアット→片エビ固め）
●矢野安崇
岡田欣也
宮脇純太
＜第2試合＞
〇稲葉大樹
稲村愛輝
小峠篤司
（8分58秒 無双→体固め）
YO-HEY
谷口周平
●モハメド ヨネ
＜第3試合＞
〇マサ北宮
中嶋勝彦
（14分16秒 サイトースープレックス→体固め）
ケンドー・カシン
●杉浦貴
＜第4試合＞
NOSAWA論外
日高郁人
●鈴木鼓太郎
（10分44秒 へデック→体固め）
進祐哉
〇HAYATA
小川良成
＜第5試合＞
田中将斗
〇船木誠勝
（18分01秒 胴締めスリーパーホールド→レフェリーストップ）
征矢学
●拳王
＜第6試合＞
吉岡世起
丸藤正道
〇武藤敬司
（27分15秒 足４の字固め）
原田大輔
清宮海斗
●潮崎豪
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