エディ・エドワーズとサミ・キャラハン抗争激化!Impact Wrestling


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 1月5日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 今回の放送では、現AEW世界王者であるケニー・オメガとドン・キャリス、そしてインパクト・レスリングの次回PPV大会でオメガがタッグを組む盟友ザ・グッド・ブラザーズ(カール・アンダーソン、ドグ・ギャローズ)が番組に登場した。実質バレット・クラブ再結成となり、対戦相手は現インパクト世界王者のリッチ・スワンとモーターシティ・マシンガンズという、タッグ戦とはいえ、AEWとインパクト・レスリングの最高峰王者同士が激突することとなる。当然、オメガらは勝利に向けて怪気炎。その後、スワンらも抗議に行こうとするが、そこをオメガらが襲い掛かった。キャリスがオメガが保持するAEW世界王座のベルトをスワンに見せつけ挑発。王者対決の前哨戦はオメガ側がリードした形になった。
 メインイベントでは抗争が続くエディ・エドワーズとサミ・キャラハンがシングルマッチで激突したが、お互い、憎しみが強すぎて殴り合い凶器でやりあう展開となり、レフェリーの制止も聞かず殴り続けた。すると、突然、会場のスクリーンにエドワーズの妻アリーシャが捕まっている映像が映ったのだった。エドワーズは大慌てでバックステージに飛び出していったが、妻の前で待ちかまえていたのはケン・シャムロックだった。現在はキャラハンと組んでいるシャムロックはエドワーズを襲い、更に駆けつけたキャラハンと二人でエドワーズを鉄線で縛って暴行。キャラハン、悪の戦略でまたしてもエドワーズにリードした形となった。
 また元全日本プロレス三冠王者であるジョー・ドーリングが遂にインパクト・レスリング復帰後、初試合を行った。エリック・ヤングに連れられインパクト・レスリングに乗り込んできたドーリングは試合に乱入を繰り返していたが、遂に試合を行うことになったのだった。ドーリングがヤングに洗脳されたコーディ・ディーナーと組んで、ライノ、カズン・ジェイクと激突。試合はヤングの介入もありディーナーが元パートナーのジェイクに反則のローブローからフォールを奪って勝利。試合後もヤング軍団が大暴れで、トミー・ドリーマーがライノらを救出に駆けつけたものの、ヤング軍団がインパクト・レスリングを制圧に動き出したようだ。

■ Impact Wrestling
日時:2021年1月5日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ合衆国会場非公開

<シングルマッチ>
-エディ・エドワーズ
 両者反則ノーコンテスト
-サミ・キャラハン

<3分チャレンジ>
○マシュー・パーマー
 ウィリー・マック介入で3分耐える
●ムース

<ノックアウトタッグ王座決定トーナメント準決勝>
○ハボック、ネヴェア
 ピンフォール
●ジョーディン・グレイス、ジャズ

<タッグマッチ>
○ジョー・ドーリング、コーディ・ディーナー
 ピンフォール
●ライノ、カズン・ジェイク

<4WAYマッチ>
勝者:クレイジー・スティーブ
参戦選手:エース・オースチン、ブレイク・クリスチャン、KCナバロ