[ファイトクラブ]神のお告げ本音バラモン兄弟!いかにしてコロナ禍と闘ってきたか?

[週刊ファイト12月31日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼神のお告げ本音バラモン兄弟!いかにしてコロナ禍と闘ってきたか?
 by タダシ☆タナカ
・本誌にお叱り!紫雷イオ宇宙大戦争ゴミ箱とGサスケ和桶と重さ違い
・コロナ禍3ヶ月試合もなく山に籠りU-NEXT、NETFLIXで映画三昧修行
・鯱魔神デビュー~セーラーボーイズ2人だけの歌ダンス~地獄の教典
・藤田峰雄王国との抗争~最終目標きんさんぎんさん百歳越えプロレス


 週刊ファイトの鷹の爪大賞だと、毎年のようにタッグ部門はバラモン兄弟が選出されているのである。政治的な選考理由に左右されず、メジャーから選ぶ必要もないとなれば、本物のタッグ屋プロレスラーとしては世界レベルでもぶっちぎりのMVPなのではないか。

 実際、愛媛プロレス大会でも試合順は第2試合だったが「ザ・定番」の展開は何度見てもダントツの面白さだったのだ。

本誌にお叱り!紫雷イオ宇宙大戦争ゴミ箱とGサスケ和桶と重さ違い

NXT WAR GAMES紫雷イオ「宇宙大戦争」~Jガルガノ3度目北米王者

 直近の話題としてはみちのくプロレスの12・11『宇宙大戦争 15』を無事に五体満足(笑)で終えてきての愛媛入り。ところが本誌は、紫雷イオが先立つ現地時間12月6日、『NXT WAR GAMES』にて金網頂上からゴミ箱かぶって飛んだものだから、これを「宇宙大戦争」だと煽ったのだが、「重さが違う」と。なんでもかの和桶は職人さんの手作り自信作であり、もう10年以上使っているが異常に重いんだそうな。


「あれはマスターにしか出来ないもの」なんだと。一緒にしてくれるなということで、大変失礼いたしました。確かにアルミ製の巨大ゴミ箱はすぐにぺしゃんこになるシロモノだが、かの和桶はリングのコーナーポストから場外に飛んでも、中のグレート・サスケは肩を壊してしまったりしているが、和桶は頑丈そのものだ。

 ところで、サスケのハリウッド映画はどうなったんだという話になって、完成はしたのだが、エンディングが気仙沼二郎の歌というのがマスターのお気に召さなかったようで・・・。ここから記者が映画好きなこともあって延々と映画の話に脱線していくのだが・・・。

コロナ禍3ヶ月試合もなく山に籠りU-NEXT、NETFLIXで映画三昧修行

コロナ禍試合は白マスク着用、試合前も握手でなくタッチだけのソーシャル・ディスタンス順守

 やはり3ヶ月試合がなかったことで山に籠って修行してたんだそうだが、U-NEXTやNETFLIXで映画三昧ということになり、『悪魔の毒々モンスター』以下、B級映画のトロマ作品を27本やっている話とか、映画好きでないとついていけないので本稿ではカット。作品名として『タイガーキング:ブリーダーは虎より強者?!』、ドリフの映画、ベスト・キッドのスピンオフ『コブラ会』のシーズン3が1月から配信とか大いに盛り上がったことだけお伝えしておこう。

 自粛期間が終わってもやはり会場の雰囲気が違う。「ボーリング!」と声を出すことも出来ない。コロナ禍はバラモン兄弟にとって考える機会になったようで、我慢もあれば、いかにお客を乗せていくかの闘いでもあった。なにしろ団体によっても反応は異なるどころか、同じ団体でも会場によってリアクションは違うのだ。それがコロナ制約ともなると・・・。
 ちゃんと色々見てはいるようで、「WWEだってもがいている。RAWアンダーグラウンドはなくなった」とも。なるほど、いつも同じ試合をやっているように見えるんだが、実はお客と会場に合わせて調整されており、大変研究熱心であることに納得させられることになる。

記事の全文を表示するにはファイトクラブ会員登録が必要です。
会費は月払999円、年払だと2ヶ月分お得な10,000円です。
すでに会員の方はログインして続きをご覧ください。

ログイン