フェリペ・フロスが王座防衛!ACA 116


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 12月18日(現地時間)にロシア連邦モスクワで『ACA 116: Balaev vs. Froes』が開催された。
 ACAは、ACBとアフマット・ファイト・ショーが合併したものだ。ACB(アブソリュート・チャンピオンシップ・ベルクート)はロシアの総合格闘技団体。アフマット・ファイト・ショー(ワールド・ファイティング・チャンピオンシップ・アフマット=WFCA)はロシア・東欧で開催するキックとMMAの混合イベントで過去には多くのレジェンド達が参戦していた。この両団体がACA(アブソリュート・チャンピオンシップ・アフマット)として新たにスタートしたのだった。
 今大会のメインではフェザー級王座戦が組まれ、王者フェリペ・フロスがマラト・バラエフの挑戦を受けた。最強王者として君臨していたサルマン・ザマルダに勝利して王座をブラジルに持ち去ったフロスの初防衛戦でロシアに王座を取り戻したいバラエフとしては必勝を期したいところだが、下馬評はフロス優勢。そして試合も下馬評の通り、フロスがバラエフを金網に追い込み、凄まじいパンチラッシュでバラエフを棒立ちにさせ、遂に崩れ落ちたところで、フロスが膝蹴りを入れるとレフェリーがストップ。フロスがTKO勝利で見事に初防衛を飾った。

■ ACA 116: Balaev vs. Froes
日時:2020年12月18日(現地時間)
会場:ロシア連邦モスクワ

<フェザー級王座タイトルマッチ>
○フェリペ・フロス(ブラジル/王者)
 3R 1分19秒 TKO
●マラト・バラエフ(ロシア/挑戦者)

<ウェルター級>
○フセイン・カリエフ(ロシア)
 判定
●イゴール・スヴィリッド(カザフスタン)

<ヘビー級>
○サリムガレイ・ラスロフ(ロシア)
 判定
●アダム・ボガティロフ(ロシア)

<ウェルター級>
○ビタリー・シュリペンコ(ウクライナ)
 判定
●アルティンベク・ママシェフ(キルギス)