「絶景」に向けた出発は新世代とともに 清宮海斗&稲村愛輝がGHCタッグ王座獲りへ ノア後楽園

 1日、プロレスリング・ノアが後楽園ホール大会『PREMIUM PRELUDE 2020』を開催した。

 セミファイナルは清宮海斗が稲葉大樹・稲村愛輝とトリオを組んでタッグ戦に臨む。11・22横浜文化体育館では拳王とのGHCナショナル王座戦に敗れ、「絶景を見せる」という野望からまた後退した清宮。必要なのは新しい仲間だったのかもしれない。実にイキイキとした表情で闘った清宮の躍動は稲葉や稲村にも飛び火。まるで覚醒したように大暴れした稲葉、かつてのタッグパートナー・マサ北宮とバチバチにやり合った稲村に場内は拍手を送り続けた。

 バックステージで稲村は「俺、結果出したいです! 結果出すためのチャンスが欲しいです!」と心情を吐露する。清宮が「俺だってさ、ここで止まってねえぞ。光見えてんだよ。お前の今のその目とその勢いなら、必ず俺、ノアの未来を作れると思う。俺たち2人でタッグのベルト挑戦するぞ」と呼応。タッグ王座戦線への殴り込みが急浮上している。

 
■ プロレスリング・ノア PREMIUM PRELUDE 2020
日時:12月1日(火)18:30
会場:東京・後楽園ホール 観衆未発表

<6人タッグマッチ>
●矢野安崇
藤村加偉
宮脇純太
   12分45秒 キャメルクラッチ
吉岡世起
〇YO-HEY
大原はじめ

<シングルマッチ>
〇宮本裕向
  10分21秒 ラ・マヒストラル
●モハメド ヨネ

<タッグマッチ>
覇王
〇タダスケ
  10分32秒 ラリアット⇒片エビ固め
小峠篤司
●原田大輔

<タッグマッチ>
NOSAWA論外
〇桜庭和志
  8分17秒 裏三角十字固め
●仁王
拳王

<6人タッグマッチ>
サルバヘ・デ・オリエンテ
〇鈴木鼓太郎
丸藤正道
  12分48秒 タイガードライバー⇒エビ固め
●岡田欣也
HAYATA
小川良成

<6人タッグマッチ>
●征矢学
マサ北宮
中嶋勝彦
  17分31秒 タイガースープレックスホールド
稲葉大樹
稲村愛輝
〇清宮海斗

<タッグマッチ>
鈴木秀樹
●杉浦貴
  22分55秒 ショートレンジ式豪腕ラリアット⇒片エビ固め
谷口周平
〇潮崎豪


 大会詳報がファイトクラブに収録されました。

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