藤本つかさ「Sareee&世志琥はベストフレンズ2世」/シードリング会見、11・27全カード決定

 21日(土)13:30よりシードリングがアイスリボン道場にて記者会見を開き、11・27新木場大会で行なわれるビヨンド・ザ・シー・タッグ選手権試合、中島安里紗&藤本つかさ vs 世志琥&Sareeeの調印式が実施された。

(4選手の調印とコミッショナーを挟んでの撮影、その後4人が着席)

 Sareee「自分たち『鬼に金棒』はまだ2回しかタッグ組んだことないんですけども、即席タッグではないと思ってるので。何回も、何年も私たちはケンカして闘ってきましたし、限界まで闘ってお互いの手の内はわかってると思うので。今1番、女子プロ界で勢いのある私たちが、ベストフレンズからベルトを獲らないとおもしろくないと思うので。いいタッグもこの女子プロレス界あんまりいないですし…やるならベストフレンズしかいないかなと思って、挑戦者に名乗りを上げました」

 世志琥「『鬼に金棒』って名前はダサイんで、早く変えてもらいたいんですけれども…ベストフレンズは組んでる期間は長いかもしれないですけど、まぁどっからどう見ても自分たちの今の勢い…誰が見てもね、ウチらの勢い凄(すさ)まじいじゃないですか。自分たちの今のこの勢いをベルトを獲ることによってさらに加速することができると思うし、それがこのSareeeとのタッグだったらできると思うので。ちょっと急に“タッグのベルト”とか言われて自分も混乱したんですけど、まぁ頭を整理してみたら“おもしろいんじゃねぇかな”と思うんで。まぁ1回自分が獲られたベルトではありますし、そこから獲り返すのもアリなんじゃないかなと思うし。おもしろいものをお見せできるんじゃないかなと思います」

 藤本「まずSareee&世志琥組って、私から見ても勢いがあるなって思うので。やるんだったら勢いのある2人とベルトを懸けて、最高の舞台で試合したいなって思いました。さっき(Sareeeが)“ケンカしたり闘ったりを繰り返しているから即席タッグではない”と言ってたんです。これってベスフレとまったく同じなんですよ。私たちも何度も闘って買ったり負けたりして、ケンカもして仲直りもして今に至るんです。ホントに歴史のあるタッグ…だから、どんなに言おうが、しょせん(Sareee&世志琥組は)ベストフレンズ2世なんですよね。なので、なんか“育てる”ではないけど、ベストフレンズ2世との対戦って感覚なので、すごい楽しみです」

 中島「言いたいことはほぼつっかが言ってくれたんですけど、勢いがどうのこうのとか言ってましたけど、確かに勢いは認めるところではあると思います。今、女子プロレス界で1番旬な2人だと思うんですけど、ただ“勢いだけじゃどうにもならないことがあるっていうことが、まだわかっていないんだな、この子たちには”と思ったので。それをこの試合でわからせてあげたいと思います」

 世志琥「全然おもしろくないですね! なんか“ベストフレンズ2世”ってマジでホントにやめてもらいたくて…」
 藤本「ホントに今1番この4人の中でキャッチとなる言葉が“ベストフレンズ2世”だと思います」
 中島「確かに思いますね」
 世志琥「やめてください。そっちは終わってるから。こっちは始発列車ですからね」
 藤本「始発列車!?」
 世志琥「そっちはもう終わってるから」
 Sareee「そう。終電」
 世志琥「終電終電! こっちまだ始まったばっかだから。こっちは今から行く。オマエらはもう、今から車庫に入る」
 藤本「私たち無限列車なんで!」
 中島「無限列車だよ!」
 世志琥「なに無限列車って?」
 藤本「知らないんですか、無限列車!?」
 Sareee「“鬼滅”の見すぎだよ!」
 世志琥「オバサンあるあるだけどさ、だいたい流行り言葉言えば何でもいいと思ってるでしょ!?」
 Sareee「そうそう!」
 中島「ふざけんな、誰がオバサンだよ!」
 藤本「言われてるよ(苦笑)」
 中島「私じゃないでしょ?」
 世志琥「2人とも“自分たちの勢い認めてる”とか言ってますけど、そのぐらいの器を見せてくださいよっていう感じですよ、こっちからしたら。あーだこーだ言ってないで」
 中島「そのために闘うんじゃないの?」
 世志琥「闘いますけどベストフレンズ2世とか全然おもしろくないし…」
 藤本「そのための会見でしょ? 今、何も言わなかったらわざわざ来た人たち(取材陣)どうするの? メチャクチャおもしろいじゃん、ベストフレンズ2世とベストフレンズの闘い。無限列車とか最高じゃない?」
 Sareee「ベストフレンズじゃないし、世志琥と私は」
 藤本「同じことを、やっぱ時代はくり返すんだな…」
 Sareee「同じにしないでもらえますか? いつもケンカしてくっついて、ケンカしてくっついて…。ウチらはそんな子供じゃないんで」
 世志琥「あとはリング上で見せることじゃないですか?」

 ━━今日の服装は世志琥と合わせてきた?
 Sareee「いや全然合わせてないです。たまたまです。こういうことが最近多いんですよ。自分たち」
 世志琥「ウチのが先にライダース着てたわ。コイツ、マネしてきたんですよね」
 ━━タッグ王座を獲って何をしたい?
 世志琥「証(あかし)じゃないですか、ベルトって。最高タッグから自分たちがベルト獲ったら“超最高タッグ”になるわけで…。ここからさらにバーン!って行くための証みたいなものじゃないですか、ベルトって?」
 Sareee「せっかくウチらが組んだし、今1番熱い世志琥と私がベルトを巻いて女子プロレスに歴史を残したいんですよ。伝説を残したいんですよ、ウチらで。そのためにもベルトが必要だし、相手が誰でもいいわけじゃないんですよ。ベストフレンズだったらいい踏み台になるんじゃないかなと思ってます」
 中島「どうやったら、この“ぽっと出”のタッグに負けるのか聞きたいですね」
 ━━ベストフレンズのほうが少しキャリアが上になるが、タッグだけではなく個人としても2人からの追い上げは感じる?
 中島「それはもちろん世志琥とはずっと闘ってきてますし、1番闘ってて楽しい相手でもあるので。それは感じますけど、今回あくまでもタッグなんで…」
 藤本「2人の実力は今さらわかってることなんですけど、ベスフレは常に最前線でずーっとやってきたという自負があるので…。1+1は2じゃないっていう感じです」

【11・27SEAdLINNNG新木場 全カード決定!】

■「SEAdLINNNG~SHINKIBA NIGHT!~」
日時:2020年11月27日(金)18:30開場19:00開始
会場:東京・新木場1stRING

ー決定カードー

<メインイベント SEAdLINNNG BEYOND THE SEA Tag Championship 30分1本勝負>
〈王者組〉中島安里紗&藤本つかさ【ベストフレンズ】 vs. 〈挑戦者組〉世志琥&Sareee (WWE Count Down)【鬼に金棒】
※第6代王者組、2度目の防衛戦 挑戦者組が勝利した場合第7代王者となる

<第3試合 ユニット対抗タッグマッチ 30分1本勝負>
【MAX VOLTAGE】
水波綾&青木いつ希(ショーンキャプチャー)
vs.
【ラスエゴ】
真琴&朱崇花 

<第2試合 ハイスピードタッグマッチ20分1本勝負>
永島千佳世&海樹リコ
vs.
春輝つくし(アイスリボン)&小林香萌
※レフェリー 南月たいよう

<第1試合 シングルマッチ20分1本勝負>
笹村あやめ(2AW) vs. 花穂ノ利
※初シングル

[チケット料金]
■dシート ¥6,000
■BLUEシート(北ステージ上B列C列) ¥4,000
■dフレンズシート(高校生以下) ¥1,000
※ 当日のみ・要身分証。チケット完売の場合発売中止とさせて頂きます。
dフレンズシート以外当日¥500アップ

[主催]
株式会社SEAdLINNNG (seadlinnng.com)
[お問い合わせ電話]
044-201-1341
[メール]
info@seadlinnng.com
[チケット販売所]
□SEAdLINNNG事務所( http://seadlinnng.com/ticketform )
□イープラスe+ イープラス http://eplus.jp/sead/(PC&携帯)ファミリーマート店内Famiポート
[会場アクセス]
〒136-0082 東京都江東区新木場1-6-24 各線新木場駅より徒歩2分

※月額999円ファイトクラブで読む(クレジットカード、銀行振込対応)
▼世志琥がアジャコングを越える日

[ファイトクラブ]世志琥がアジャコングを越える日


▼世志琥がアジャコングを越える日
 Photo & Text by こもとめいこ♂
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