8日、エディオンアリーナ大阪第2競技場でスターダムが『第10回GODDESS OF STARDOM~タッグリーグ戦~』最終日を迎えた。
ビー・プレストリーが発する日本語で「モモ、ショッパイ」とイジられ中の渡辺桃。同じQueen’s QuestのAZMとは2年連続でのタッグリーグ出場となった。しっかりと勝ち星を重ねたからこその優勝戦進出は風評被害返上への舞台獲得でもある。大阪大会のメインに“桃AZ”が立った。
ひとつ前の試合をこなしたばかりのジュリア&舞華に対しては圧倒的有利かと思いきや、両チームともいきなりフルスピード。“桃AZ”もふたつ前の試合に出ていたわけであり、このメインがスターダム選手勢のアスリートぶりを証明した格好ともなった。試合終盤には、お互いが決定打を狙おうとコーナー利用を含む攻防でデッドヒートとなる。勝利をもぎ取ったのは、気の合うQQ同士としての絆だった。連係プレーから桃がピーチ・サンライズを決めると、舞華はマットに沈む。
タッグリーグ制覇となった“桃AZ”。さっそくAZMが「桃ちゃんはしょっぱくない」と宣言し、桃もバックステージで「いつまでもしょっぱいと言われる筋合いはない」と、さらなる逆襲を誓う。優勝のご褒美の“指輪”にもご満悦。会場の隅で観戦していた林下詩美&上谷沙弥の王者チームを呼びつけて、早くもゴッデス王座挑戦を表明している。
■ スターダム 第10回GODDESS OF STARDOM~タッグリーグ戦~
日時:11月8日(日)13:00
会場:エディオンアリーナ大阪第2競技場 観衆412人=札止め(コロナ対策限定人数/主催者発表)
<タッグリーグ公式リーグ戦>
○飯田沙耶&羽南=得点2点〈1勝4敗〉
5分46秒 飯田橋
里歩&ゴキゲンです☆●=得点4点〈2勝3敗〉
<タッグリーグ公式リーグ戦>
刀羅ナツコ&○鹿島沙希=得点4点〈2勝3敗〉
8分5秒 起死回生
ビー・プレストリー●&小波=得点7点〈3勝1敗1引き分け〉
<タッグリーグ公式リーグ戦>
○林下詩美&上谷沙弥=得点5点〈2勝2敗1引き分け〉
14分6秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
中野たむ&白川未奈●=得点4点〈2勝3敗〉
<タッグリーグ公式リーグ戦>
○渡辺桃&AZM=得点8点〈4勝1敗〉
11分30秒 ピーチ・サンライズ
岩谷麻優&スターライト・キッド●=得点4点〈2勝3敗〉
<タッグリーグ公式リーグ戦>
ジュリア&○舞華=得点6点〈3勝2敗〉
14分7秒 片羽締め⇒体固め
朱里&ひめか●=得点6点〈3勝2敗〉
※ジュリア&舞華と渡辺桃&AZMが最高得点となって優勝決定戦進出が決定
<タッグリーグ優勝決定戦>
○渡辺桃&AZM
12分30秒 ピーチ・サンライズ
ジュリア&舞華●
※渡辺桃&AZMが優勝し、ゴッデス王座挑戦を表明
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