ドンナ・デル・モンド対決で強さキラリ キャリア1年6か月の舞華が自らの勝利で決勝進出 スターダム

 8日、エディオンアリーナ大阪第2競技場でスターダムが『第10回GODDESS OF STARDOM~タッグリーグ戦~』最終日を迎えた。

 ドンナ・デル・モンドから出場の2チームが最終公式戦で同門対決となる。ジュリアは8月のリーグ戦『5☆STAR GP2020』でスターダム参戦後初となるシングル敗戦をひめかに喫していた。10月のワンダー・オブ・スターダム王座戦ではジュリアがリベンジを果たしたが、戦火は冷めやらないとばかりに両者のぶつかりが繰り広げられる。

 ここに割って入ったのがキャリア1年6か月の舞華だ。柔道経験をバックボーンとしながら「強さ」を求めてスターダムにやって来た意志が溢れるように技を繰り出す。寝てよし立ってよしぶりに粘りが加わってキラリ、目の肥えたファンをも唸らせた。スターダム席巻中のドンナ・デル・モンドの中にあって、キャリアの短さをひっくり返す堂々の勝利。片羽締めからの押さえ込みでひめかから3カウントをもぎ取った。

 これでジュリア&舞華が優勝決定戦進出となったが、なんと“休憩なし”で決定戦に突入。ゴングからノンストップでジュリアとともに渡辺桃&AZMと渡り合うことで、舞華は大阪ファンの記憶に存在を刻んでみせた。優勝こそ逃したが、舞華がドンナ・デル・モンドのグレードをいっそう高めた大阪大会となっている。

■ スターダム 第10回GODDESS OF STARDOM~タッグリーグ戦~
日時:11月8日(日)13:00
会場:エディオンアリーナ大阪第2競技場 観衆412人=札止め(コロナ対策限定人数/主催者発表)

<タッグリーグ公式リーグ戦>
○飯田沙耶&羽南=得点2点〈1勝4敗〉
  5分46秒 飯田橋
里歩&ゴキゲンです☆●=得点4点〈2勝3敗〉

<タッグリーグ公式リーグ戦>
刀羅ナツコ&○鹿島沙希=得点4点〈2勝3敗〉
  8分5秒 起死回生
ビー・プレストリー●&小波=得点7点〈3勝1敗1引き分け〉

<タッグリーグ公式リーグ戦>
○林下詩美&上谷沙弥=得点5点〈2勝2敗1引き分け〉
  14分6秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
中野たむ&白川未奈●=得点4点〈2勝3敗〉

<タッグリーグ公式リーグ戦>
○渡辺桃&AZM=得点8点〈4勝1敗〉
  11分30秒 ピーチ・サンライズ
岩谷麻優&スターライト・キッド●=得点4点〈2勝3敗〉

<タッグリーグ公式リーグ戦>
ジュリア&○舞華=得点6点〈3勝2敗〉
  14分7秒 片羽締め⇒体固め
朱里&ひめか●=得点6点〈3勝2敗〉
※ジュリア&舞華と渡辺桃&AZMが最高得点となって優勝決定戦進出が決定

<タッグリーグ優勝決定戦>
○渡辺桃&AZM
  12分30秒 ピーチ・サンライズ
ジュリア&舞華●
※渡辺桃&AZMが優勝し、ゴッデス王座挑戦を表明


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