ジュリア「あのころは悪者だったけど」 ドンナ・デル・モンドの仲間に囲まれてスターダム登場1周年

 29日、スターダムが後楽園ホール大会『第10回GODDESS OF STARDOM~タッグリーグ戦』を開催した。

 ジュリアはメインイベントで同ユニットDonna Del Mondo(ドンナ・デル・モンド)のひめかを相手にワンダー・オブ・スターダム王座防衛戦となる。ジュリアは8月のリーグ戦『5☆STAR GP2020』でスターダム参戦後初となるシングル敗戦をひめかに喫していた。この日も体格に勝るひめかがリング内外で優位に立ち、ジュリアは寝技で対抗。さらにはゴツンと音が響く頭突きも繰り出したジュリアは、ひめかの体重を逆利用するかのようなグロリアスドライバーで料理した。

 ジュリアは2017年10月29日のデビューからちょうど3周年を迎える。いや、それ以上にスターダム初登場の方が記憶が鮮明なのか、マイクを取ると「スターダムに来て1年。あのころのジュリアは悪者だったけど」と述懐。アイスリボン退団表明がフライングとしてバッシングされた過去を噛みしめた。時間をかけつつ状況は一変し、囲んでくれる仲間とファンに「こういうのは好きじゃないけど、ありがとう」とメッセージを放つ。次期挑戦者に小波を指名し、白ベルトを自身の色に染める勢いを見せつけている。

 
■ スターダム 第10回GODDESS OF STARDOM~タッグリーグ戦
日時:10月29日(木)18:30
開場:東京・後楽園ホール 観衆472人(コロナ対策人数=主催者発表)

<第1試合:5WAYバトル/15分1本勝負>
●妃南(Queen’s Quest)
  5分19秒 横入り式エビ固め
〇吏南(STARS)
※残り選手は鹿島沙希(大江戸隊)、ルアカ(STARS)、ゴキゲンです☆(STARS)

<第2試合:GODDESS OF STARDOM タッグリーグ公式戦/20分1本勝負>
飯田沙耶&●羽南(STARS)
  11分48秒 バイオレット・シューティング⇒片エビ固め
〇中野たむ&白川未奈(STARS)
※中野が11・14後楽園にZZの登場を予告

<第3試合:クイーンズ・クエスト vs 大江戸隊 6人タッグマッチ/20分1本勝負>
〇林下詩美&渡辺桃(Queen’s Quest)&里歩(AEW)
  9分39秒 大江戸隊のチェーン使用⇒反則勝ち
ビー・プレストリー&小波&●刀羅ナツコ(大江戸隊)

<第4試合:フューチャー・オブ・スターダム選手権試合/15分1本勝負>
[第3代王者]〇舞華(Donna Del Mondo)
  11分18秒 炎華落とし⇒片エビ固め
[挑戦者]●上谷沙弥(Queen’s Quest)
※舞華が初防衛に成功
※飯田が次期挑戦者に名乗り

<第5試合:STARS vs DDM タッグマッチ/30分1本勝負>
岩谷麻優&●スターライト・キッド(STARS)
  13分20秒 青龍
〇朱里&なつぽい(Donna Del Mondo)
※朱里がビー・プレストリーにシングル対決を要求

<第6試合:ワンダー・オブ・スターダム選手権試合/30分1本勝負>
[第14代王者]〇ジュリア(Donna Del Mondo)
  19分47秒 グロリアスドライバー⇒片エビ固め
[挑戦者]●ひめか(Donna Del Mondo)
※ジュリアが2度目の防衛に成功
※ジュリアが次期挑戦者に小波を指名


 大会レポートは週刊ファイト11月5日号(19月30日発売)に収録されました。

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