(C)TNA
10月13日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
今回の放送では、ドグ・ギャローズとマッドマン・フルトンという大型レスラー同士のど迫力シングルマッチが組まれた。ギャローズは日本でもお馴染みカール・アンダーソンとグッド・ブラザーズとして、フルトンはエース・オースチンと組んで小悪党と用心棒という古典的なタッグチームとして、それぞれ活躍している。現在、インパクト・レスリングではタッグ戦線が混沌としており、一歩抜きんでる為にも、まずはシングルマッチで勝利したい両雄だ。まずグッド・ブラザーズがリングに登場し、自分たちがインパクト・レスリングに戻ってきた理由は、インパクト世界タッグ王座を奪う為だと、現在はモーターシティ・マシンガンズが保持する王座への朝鮮をアピール。これに対しフルトンが待ったをかけるように現れてギャローズと試合を開始。大男同士の激しい試合となり、反則なしのノーDQ戦となってしまった。椅子など凶器も使用した試合だったが、最後はギャローズがチョークスラムでフルトンからフォール勝ち。王座戦線でグッド・ブラザーズが一歩先にいった形となった。
また、現インパクト世界王者であるエリック・ヤングが「バウンド・フォー・グローリー」で王座防衛戦を行う相手のリッチ・スワンに関して、インパクト・レスリングのクリエイディブ班統括のスコット・ダモールと会話した。しかし、スワンが怪我から回復してる事に焦るヤングは、なんとダモールを攻撃したのだった。そこにスワンが飛び込んできてヤングを攻撃。この二人の抗争もいよいよ王座戦で決着をつけることになるようだ。
番組の最後にはTNA世界ヘビー級王者ムースは、インパクト・レスリング復帰したイーサン・カーター三世との抗争が激化。イーサンはベルトを強奪しており、ムースを精神的に追い詰めている。路上で対峙した二人、イーサンがベルトを持って挑発すると、ムースが激怒して襲い掛かり大乱闘となってしまう。優勢だったのはイーサンだが、最後はムースも逆襲。この両者の決着は「バウンド・フォー・グローリー」でつけることになりそうだ。
■ Impact Wrestling
日時:2020年10月13日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ合衆国会場非公開
<シングルマッチ>
○ドグ・ギャローズ
ピンフォール
●マッドマン・フルトン
<シングルマッチ>
○カイリー・レイ
サブミッション
●キンバリー・リー
<10人タッグマッチ>
○ヒース、ライノ、アリッサ、カズン・ジェイク、ヘルナンデス
ピンフォール
●ドリーマー、マイヤーズ、コーディ・ディーナー、ダッシュウッド
<シングルマッチ>
○クレイジー・スティーブ
ピンフォール
●ファラー・バー
<3WAYタッグマッチ>
○ローズマリー、タヤ・バルキリー
ピンフォール
●ターシャ・スティールズ、キエラ・ホーガン
ハボック、ネバー
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— IMPACT (@IMPACTWRESTLING) October 14, 2020