暴走戦士が日本衝撃デビューを果たした全日本のリングでテンカウント アニマル・ウォリアーに捧げるアイアン・マン 全日本後楽園

 5日、全日本プロレスが『2020 Champion Carnival』最終戦を後楽園ホールにて開催した。

 亡くなったばかりのアニマル・ウォリアー追悼セレモニーが第1試合の前に行われた。アニマルはホーク・ウォリアーとのザ・ロード・ウォリアーズで1985年に日本デビュー。3分台でキラーカン&アニマル浜口に勝利した衝撃は語り草になっている。1987年にはジャンボ鶴田&天龍源一郎を破ってインターナショナル・タッグ王座に就く。同王座を1年以上保持した。

 セレモニーでは当時を知る和田京平レフェリーが遺影を持ち、大会出場選手がリングを囲んだ。ウォリアーズは「暴走戦士」と称されたが、その象徴でもある入場テーマ曲、ブラック・サバスの『アイアン・マン(IRON MAN)』がテンカウント後に流れた。“全日本マットでのアイアン・マン”を、きっとアニマルも「あのリングで暴れさせてもらったぜ」とばかりに天国からニヤリと見届けたに違いない。

 
■ 全日本プロレス 2020 Champion Carnival 最終戦
日時:10月5日(月)18:30
会場:東京・後楽園ホール 観衆619人(主催者発表)

<オープニング>
故・アニマル・ウォリアー氏追悼セレモニー

<第1試合/世界ジュニアヘビー級選手権試合前哨戦>
青柳亮生
●ブラックめんそーれ
大森隆男
  5分51秒 孤高の芸術⇒片エビ固め
TAJIRI
〇岩本煌史
ジェイク・リー

<第2試合>
〇土方隆司
西村修
  4分33秒 腕ひしぎ逆十字固め
●本田竜輝
佐藤光留

<第3試合>
大門寺崇
●石切
崔領二
  9分35秒 セイバーチョップ⇒体固め
〇力
岡田佑介
ヨシタツ

<第4試合>
〇ライジングHAYATO
フランシスコ・アキラ
黒潮“イケメン”二郎
  4分59秒 ジャックナイフ式エビ固め
UTAMARO
入江茂弘
●イザナギ

<第5試合>
大森北斗
〇羆嵐
芦野祥太郎
  12分42秒 ダイビングセントーン⇒体固め
●田村男児
石川修司
諏訪魔

<第6試合>
●土肥こうじ
  10分53秒 エンドゲーム
〇青柳優馬

<第7試合/「2020 Champion Carnival」優勝決定戦>
[Bブロック1位]
●宮原健斗
  31分05秒 ジャックハマー⇒片エビ固め
〇ゼウス
[Aブロック1位]
※ゼウスが初優勝


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