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10月4日(現地時間)にロシア連邦グロズヌイで『ACA 112』が開催された。
ACAは、ACBとアフマット・ファイト・ショーが合併したものだ。ACB(アブソリュート・チャンピオンシップ・ベルクート)はロシアの総合格闘技団体。アフマット・ファイト・ショー(ワールド・ファイティング・チャンピオンシップ・アフマット=WFCA)はロシア・東欧で開催するキックとMMAの混合イベントで過去には多くのレジェンド達が参戦していた。この両団体がACA(アブソリュート・チャンピオンシップ・アフマット)として新たにスタートしたのだった。
今大会ではバンタム級王座戦が組まれ、王者ダニエル・オリヴェイラがアブドゥルラクマン・ドゥダエフの挑戦を受けた。ロシアでも自粛がじわじわと緩和されてきており、今大会ではブラジルからの参戦選手も多いが、このブラジル人王者オリヴェイラに虎の子の王座を奪われた地元ロシア勢としては、なんとしても奪還したいところだ。しかし、下馬評ではオリヴェイラ有利となっている。試合もオリヴェイラ優勢で進むものの、ドゥダエフも前に出てプレッシャーをかけるなど対抗してくる。しかし、遂に3R、オリヴェイラの強烈な飛び膝蹴りが炸裂。ドゥダエフの腹部に命中し、ドゥダエフはお腹を抑えて倒れ込んでしまう。レフェリーが試合続行不可能と判断してストップして、オリヴェイラが見事なKO勝ちで王座防衛を果たしたのだった。
■ ACA 112
日時:2020年10月4日(現地時間)
会場:ロシア連邦ロシア連邦グロズヌイ
<バンタム級王座タイトルマッチ>
○ダニエル・オリヴェイラ(ブラジル/王者)
3R 3分33秒 TKO
●アブドゥルラクマン・ドゥダエフ(ロシア/挑戦者)
<ウェルター級>
○アブバカル・バガエフ(ロシア)
判定
●ヤズベイ・エノモト(スイス)
<バンタム級>
○モハメド・ビブラトフ(ロシア)
1R 1分10秒 TKO
●ホドリゴ・プライア(ブラジル)
<フェザー級>
○サルマン・ジャマルダエフ(ロシア)
判定
●アレクセイ・ポルプドニコフ(ロシア)
<フェザー級>
○ジハド・ユヌソフ(ロシア)
判定
●ディエゴ・ブランダォン(ブラジル)
<ミドル級>
○スタニスラフ・ヴラセンコ(ロシア)
1R 0分33秒 TKO
●アルビ・アグエフ(ロシア)
<フライ級>
○アザマット・プシュコフ(ロシア)
2R 2分17秒 リアネイキドチョーク
●イムラン・ブクエフ(ロシア)
🏆 Daniel Jubileu Oliveira defends his title! #andstill #ACA112 pic.twitter.com/vJoMPn9Ffl
— ACAMMA (@ACA_League) October 4, 2020