3日、スターダムが横浜武道館にて『STARDOM YOKOHAMA CINDERELLA 2020』大会を開催した。
羽南の相手として「Z」と伏せられていた選手は白川未奈であり、本人によるとガンダム流の「ゼータ」なんだという。若手ながら柔道殺法を駆使する羽南に手こずったものの、白川はボディアタックからのインプラントDDTで料理。スターダム初戦を白星で飾った。
バックステージで白川は「東京女子プロレスから外に出てスターダムでイチからやるというのは、かなりの覚悟で来ている。グラドルレスラーとしてゆずポンさんというのがすごく目標だった。そのゆずポンさんがいたリングに来ないと目標には近づけないという思いがありました」と語る。旗揚げから2年3か月の2013年4月、スターダムは両国国技館に進出し、愛川ゆず季の引退興行『STARDOM CHAMPIONS FIESTA2013 ~両国シンデレラ~』を行った。この日は解説席に愛川さんが座ったが、グラドルレスラーというコンセプトはスターダムの源流でもある。白川がどこまで闘いの輪に食い込めるかが注目される。
なお、予告されていたドンナ・デル・モンド(DDM)の新メンバーは万喜なつみだった。こちらも東京女子の出場契約終了後の参戦となっている。
■ スターダム STARDOM YOKOHAMA CINDERELLA 2020
日時:10月3日(土)17:30
会場:神奈川・横浜武道館 観衆1007人(満員・コロナ対策限定人数=主催者発表)
<ハイスピード選手権試合>
[王者]
〇AZM(Queen’s Quest)
11分27秒 変形アームブリーカー
●スターライト・キッド(STARS)
[挑戦者]
※AZMが初防衛に成功
<シングルマッチ>
●羽南(STARS)
5分7秒 インプラントDDT⇒片エビ固め
〇白川未奈
※「Z」で伏せられていた選手は白川未奈
<スペシャル・タッグマッチ>
里歩(AEW)&〇飯田沙耶(STARS)
8分39秒 ノーザンライト・スープレックス・ホールド
まなせゆうな&●夏すみれ(大江戸隊)
<DDM新メンバー登場>
●DEATH山さん。(TOKYO CYBER SQUAD)
4分52秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
〇なつぽい(Donna Del Mondo)
※「XXXX」で伏せられていた選手はなつぽい(万喜なつみ)
<SWA世界王座決定戦>
●渡辺桃(Queen’s Quest)
10分52秒 クイーンズ・ランディング
○ビー・プレストリー(大江戸隊)
※プレストリーが第6代王者となる
<TCS vs. 大江戸隊 敗者ユニット解散マッチ>
●ジャングル叫女&小波(TOKYO CYBER SQUAD)
13分7秒 起死回生
刀羅ナツコ&〇鹿島沙希(大江戸隊)
※TCSが敗退、解散が決まった
<ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合>
[王者組]
林下詩美&〇上谷沙弥(Queen’s Quest)
22分33秒 フェニックス・スプラッシュ⇒エビ固め
●舞華&ひめか(Donna Del Mondo)
[挑戦者組]
※林下&上谷が初防衛に成功
<ワンダー・オブ・スターダム選手権試合>
[王者]
〇ジュリア(Donna Del Mondo)
17分25秒 グロリアス・ドライバー⇒エビ固め
●中野たむ(STARS)
[挑戦者]
※ジュリアが初防衛に成功
<ワールド・オブ・スターダム選手権試合>
[王者]
〇岩谷麻優(STARS)
28分58秒 ドラゴン・スープレックス・ホールド
●朱里(Donna Del Mondo)
[挑戦者]
※岩谷が4度目の防衛に成功
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