9月29日、新日本プロレスリング株式会社の代表取締役社長兼CEOにして、(株)ブシロードの取締役でもあるハロルド・ジョージ・メイ氏の退任がプレスリリースで発表された。
後任の取締役は、木谷高明オーナーの山一証券の同期で、M&Aキャピタルパートナーズ株式会社の稲田洋一取締役、新日本プロレスの社長には新日本プロレスアメリカの大張高己CEOが就く。
19年3月10日、渋谷で行われたイベントでのメイ社長(左)。
メイ取締役の退任は10月27日の株主総会、取締役会で正式に決定されるが、新日本プロレスの社長はそれに先立つ10月23日に退任する。
ブシロード社内の移動ではなく、退任する事でブシロードの第2回ストック・オプション普通株式80000株及び第3回ストック・オプション普通株式372,000株の権利が失効すること、木谷オーナーの素っ気ない反応とメイ社長コラム『ハロルドの部屋』の内容と合わせると、円満の退任でない事は想像に難くない。
引き続きよろしくお願いします。RT @bushi_PR: 【お知らせ】新役員体制に関するお知らせ等を開示いたしました。
ブシロード企業サイトよりご覧いただけます。https://t.co/QHzUDUO3Vm— 木谷高明 (@kidanit) September 29, 2020
https://www.njpw.co.jp/freediary/harold-george-meij87
この発表を受けた30日のブシロードの株価は一旦は下げたものの、終値では前日から25円高で終えた。
一先ず市場から反応が薄かった事からも、三顧の礼で迎えたハロルド・ジョージ・メイ氏の貢献が、社内外に伝わっていなかったという事にはなるだろう。
ハロルド・ジョージ・メイ氏が退任後、この一連の経緯について発言するのかにも注目したい。
「防衛戦はしない」と語っていたCEOベルトは返上になるのか…?
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