Clash of Championsアスカ2試合ベイリー戦も!WWE&ユニバーサル王座は防衛に

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■ WWE Clash of Champions
日時:9月27日(現地時間)
会場:米フロリダ州オーランド サンダードーム(アムウェイセンター)

<プリショー KICKOFFマッチ SDタッグ王座戦>
○中邑真輔&セザーロ
 10分45秒 ジャイアントスイング+キンシャサ⇒フォール
リンセ・ドラド&●カリスト

◆中邑&セザーロが連携キンシャサ弾で王座防衛に成功

 王者中邑真輔&セザーロがPPV「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ」のキックオフショーで抗争するルチャ・ハウス・パーティのカリスト&リンセ・ドラド(withグラン・メタリック)とSDタッグ王座戦で激突した。試合前からチャンピオンラウンジでシャンパン片手に余裕を見せた中邑&セザーロはドラドをコーナーに追い詰めて捕まえると中邑がニー・ドロップ、セザーロがビックブーツやアッパーカットを放って攻め込んだ。一方のルチャ・ハウス・パーティも交代したカリストがクロスボディやDDTで反撃すると、カリスト&ドラドが連携したDDTやムーンサルト3連打をセザーロに決めるもカウント2。ルチャ・ハウス・パーティのチームワークに苦戦する中邑&セザーロだったが、中邑がリバースパワースラムでドラドをバリケード外に投げ飛ばすと最後はセザーロのジャイアントスイングから中邑がキンシャサを叩き込む連携技でカリストを沈めて3カウント。ルチャ・ハウス・パーティとの2度目の王座戦でも防衛に成功した中邑&セザーロはベルトを掲げて王者としての実力をアピールした。

<第1試合 IC王座トリプルスレット・ラダーマッチ>
○サミ・ゼイン
 26分35秒 手錠に繋がれたAJ
●AJスタイルズ、ジェフ・ハーデイ

<第2試合 RAW女子王座戦>
[王者]○アスカ
 7分05秒 アスカロック
[挑戦者]●ゼリーナ・ベガ

◆“女帝”アスカがRAW女子王座防衛&サプライズのSD女子王座挑戦!

 “明日の女帝”こと王者アスカがPPV「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ」のRAW女子王座戦で挑戦者ゼリーナ・ベガをアスカロックで仕留めて王座防衛に成功すると、さらにサプライズでベイリーのスマックダウン女子王座にも挑戦したが、ベイリーの反則裁定で試合には勝利するも王座奪取には届かなかった。序盤、アスカはショルダータックスからアーム・バーでゼリーナを捕まえると、続けてスピンキック、ヒップアタックと攻撃の手を緩めず試合を優勢に進めた。しかし、ゼリーナが油断したアスカを鉄製ステップに叩きつけるとアスカの左腕を集中攻撃。さらにゼリーナはハリケーン・ラナや串刺しのダブル・ニーを叩き込んで反撃したが、最後はアスカがアスカロックでゼリーナを捕まえてタップ勝ち。アスカが王座防衛に成功すると王座ベルトを掲げて王者としての実力をアピールした。

 試合後のインタビューでアスカは「ゼリーナは花火のようで危険な相手だったが、私には適わない」とゼリーナの実力を認めながら握手を求めたが、ゼリーナが手を合わせるジェスチャーで油断させてアスカを襲撃。これに怒ったアスカは「しばくぞボケ! 腕折ったるからな! わかったかコラ!」と大阪弁で威嚇して2人の因縁はさらにヒートアップした。

<第3試合 US王座戦>
[王者]○ボビー・ラシュリー
 8分15秒 フルネルソン
[挑戦者]●アポロ・クルーズ

<第4試合 RAWタッグ王座戦>
[王者]○ストリート・プロフィッツ
 8分15秒 レフェリーが2でキッアウトしているのに3を叩く
[挑戦者]エンジェル・ガザ&●アンドラデ

<第5試合 SD女子王座戦>
[王者]●ベイリー
 3分45秒 反則
[挑戦者]○アスカ

◆ベイリー防衛戦はサプライズでアスカ!お約束の不透明決着に

 ベイリーのSD女子王座戦がニッキー・クロスの欠場でオープンチャレンジとなると、アスカの音楽が鳴ってサプライズ登場。そのまま王座挑戦となった。2冠を狙うアスカはショルダータックルでベイリーに先制すると、ヒップアタックやアーム・バー、アスカロックと怒涛の連続攻撃で攻め込んだ。ベイリーもバックスープレックスで反撃したが、アスカの勢いに押されると最後はパイプ椅子攻撃で反則裁定。

 アスカは勝利したものの王座奪取ならず、一方のベイリーは背後から元盟友サーシャ・バンクスにパイプ椅子や竹刀で襲撃されて大乱闘となり、2人の因縁が激化した。

<第6試合 WWE王座戦 救急車マッチ>
[王者]○ドリュー・マッキンタイア
 21分35秒 救急車の両方をドアを閉める
[挑戦者]●ランディ・オートン

◆マッキンタイアがレジェンドの逆襲&キック・トゥ・ザ・スカル弾でオートンを病院送り

 王者ドリュー・マッキンタイアが“レジェンドキラー”ランディ・オートンとPPV「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ」のWWE王座アンビュランス戦(救急車戦)で激突すると、レジェンドたちがオートンに逆襲してマッキンタイアが王座防衛に成功した。序盤、オートンがエレベイテッドDDTをマッキンタイアに決めて攻め込むと、突如現れたレジェンドのビック・ショーがオートンにチョーク・スラム、さらに息を吹き返したマッキンタイアもバリケードや救急車にオートンを叩きつけて反撃した。

 続けてバックステージの攻防ではレジェンドのクリスチャンがオートンを襲撃すると、救急車ルーフでの攻防ではショーン・マイケルズがオートンにスウィート・チン・ミュージックを炸裂。再三レジェンドたちの妨害を受けたオートンだったが、終盤になんとかRKOをマッキンタイアに決めるもマッキンタイアのサミング攻撃で救急車のドアは閉められず、最後はマッキンタイアがクレイモアを炸裂させると、キック・トゥ・ザ・スカルでオートンに止めを刺して勝負あり。


 救急車のドアを閉めたマッキンタイアがアンビュランス戦に勝利して王座防衛に成功。但し、救急車の運転者はなんとレジェンドのリック・フレアーだ。会場に乗り入れてあったドアの壊れた救急車でオートンを病院に運び出していた。

<第7試合 ユニバーサル王座戦>
[王者]○ローマン・レインズ
 22分55秒 ジミー・ウーソのタオル投入
[挑戦者]●ジェイ・ウーソ

◆レインズがタオル投入によりジェイとの従兄弟対決を制して王座防衛

 王者ローマン・レインズ(withポール・ヘイマン)とジェイ・ウーソが従兄弟対決となるPPV「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ」のユニバーサル王座戦で激突した。序盤、レインズはクローズラインからジェイを解説席に叩きつけると、カウンターのスーパーマンパンチでジェイをねじ伏せたが、反撃を狙うジェイも何とかレインズをポストに叩きつけるとトペ・スイシーダ2連打からクロスボディやスーパーキックを叩き込んで意地のぶつかり合いを展開した。続けてジェイがスーパーキックからフロッグスプラッシュを決めてフォールすると、レインズがカウント2で腕を上げてジェイにローブロー攻撃。

 不敵に笑ったレインズはダメージを負ったジェイにスピアー2発を叩き込むと「俺をチーフと呼べ!」と要求しながら馬乗りになってジェイの顔面を強打すると、たまらず登場した双子の兄ジミー・ウーソがジェイの意思に反してタオル投入。レインズはジェイとの従兄弟対決を制し、ブーイングを浴びながらも王座防衛に成功した。

▼詳細版は金曜10月2日発売の週刊ファイト10月8日号に収録されました。


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