フィル・デイヴィスがリョート・マチダに判定勝ち!Bellator 245

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 9月11日(現地時間)にコネチカット州アンカスビルで『Bellator 245: Davis vs. Machida 2』が開催された。
 BELLATOR(ベラトール)は、アメリカを本拠地として2009年に設立された、総合格闘技団体。本国アメリカでは「スパイクTV」で放送され、設立わずか7年で世界第2位の団体に上り詰めた。ド派手な演出やファンの心を鷲掴みにするマッチメイクは、スポーツライクな路線を突き進む他のプロモーションとは一線を画している。
 今大会のメインではフィル・デイヴィス対リョート・マチダという豪華カードが組まれた。共に元UFCで現在はベラトールに移籍しているが、UFC時代にこの両者は対戦しており、その時はデイヴィスが判定勝ちしている。マチダは元UFCライトヘビー級王者、デイヴィスはベラトールで王者になっている。空手対レスリングという異種格闘技的な対戦と期待されたものの、お互い様子見するスタンドの展開に終始する結果となってしまった。キックを繰り出すマチダ、パンチを主体にプレッシャーをかけるデイヴィスは、スプレット判定でデイヴィスとなったが、いかに僅差であったか物語っている。
 またセミファイナルでは女子フェザー級戦が行われ、キャット・ジンガーノがギャビー・ホロウェイに判定勝ちしている。

■ Bellator 245: Davis vs. Machida 2
日時:2020年9月11日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国コネチカット州アンカスビル

<ライトヘビー級>
○フィル・デイヴィス(米国)
 判定 2-1
●リョート・マチダ(ブラジル)

<女子フェザー級>
○キャット・ジンガーノ(米国)
 判定 3-0
●ギャビー・ホロウェイ(米国)

<ミドル級>
○テイラー・ジョンソン(米国)
 判定 1R0分59秒 ヒールフック
●エド・ルース(米国)

<ウェルター級>
-レイモンド・ダニエルズ(米国)
 2R 1分00秒 ノーコンテスト
-ピーター・スタノニック(米国)