1月18日（日）東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2015 ～-60kg初代王座決定トーナメント～」。今大会では日本人4選手と海外強豪4選手の8人によるワンデートーナメントで、初代K-1 WORLD GP -60kg王者のベルトを争うことになった。外国人選手インタビュー第1弾はトーナメント1回戦で島野浩太朗と対戦するハビエル・エルナンデスだ。
(C)M-1 Sports Media
――K-1出場が決まった時の心境を教えて下さい。
「K-1に出てトーナメントで優勝することをずっと夢見ていたから、とても嬉しかったね」
――当初はトーマス・アダマンドポウロス選手のトーナメント出場が決まっていましたが、11月22日にフランスで行われた「LA NUIT DES CHAMPIONS」でエルナンデス選手がトーマス選手をKOしたことで、エルナンデス選手のトーナメント出場が決まりました。自分をトーナメントに呼んで欲しいと思っていましたか？
「そうだね。トーマスがトーナメントに出る予定になっていたことは知っていたよ。そして彼に勝てばきっと自分にチャンスが回って来ると思っていたよ」
――K-1というイベントにはどんなイメージを持っていますか？
「自分にとってK-1に出ることは人生の中でもとても重要なこと。そして選手にとってK-1は世界のトップレベルの選手と戦える最高の舞台だと思っている」
――K-1からどんな影響を受けましたか？
「俺はずっとK-1を追い続けて来たし、今その夢が叶ったと思う」
――K-1ファイターと練習したことや、交流などはありますか？
「直接的なつながりはない。SNSでつながってるくらいかな（笑）」
――格闘技を始めたきっかけを教えて下さい。
「16歳の時、親友のヘスース・ブランコがキックボクシングを始め、彼の練習を見にジムに遊びに行ったのをキッカケに自分もこの世界に入った」
――今の練習環境・状況を教えて下さい。
「とてもハードなトレーニングを日々こなしていて、今までにないくらい良い感じだよ。今の俺は誰にも止められないね」
――自分の得意技・ファイトスタイルを教えてもらえますか？
「自分はオールラウンダーだと思う、あえて言うならアグレッシブさとタフさが売りで、ローキックには自信があるよ」
――エルナンデス選手は「タイガー」と呼ばれていますが、いつ頃から、どんな理由で呼ばれるようになったのですか？
「俺の戦い方が激しくて相手が倒れるまで吠え続けることから、以前のトレーナーが自分に付けたあだ名、それが“EL TIGRE DE VILLARRUBIA”（ビジャルビアのタイガー）だったんだ。それがきっかけで“EL TIGRE”（タイガー）と呼ばれるようなった」
――対戦相手の島野選手の印象を教えてください。
「シマノは背が高いので相手としてはハードだと思う。だが、彼は自分同様ガンガン行くタイプなので間違いなくいい試合になると思うよ」
――島野選手もエルナンデス選手と同じようにアニマルプリントのキックパンツで戦う選手です。それについて一言もらえますか？
「多分、アニマルプリントのキックパンツの相手と戦うのは初めてだと思うが、俺がオリジナルだ」
――今回のトーナメントで対戦相手以外で気になっている選手はいますか？
「もちろんマサヒロ・ヤマモトだ。俺はこのトーナメントでマサヒロにリベンジしたいと思っている。彼には2012年にIt’s Showtimeの世界タイトル戦で敗北しているが、今の俺は昔の俺じゃない。トーナメントでマサヒロと戦うことになれば、必ずKOで倒せる自信がある」
――どんな試合をしてトーナメントを優勝したいと思っていますか？
「俺は常に自分の戦いをするだけだ。激しい打ち合いをして最高のショーを日本のファンに見せるよ」
――今回のトーナメントを自分にとってどんなトーナメントにしたいですか？
「このトーナメントは、世界に自分がトップだということを伝える絶好の機会だと思っている」
――自分のどこをK-1のファンに見てもらいたいですか？
「その日一番の、そして今までにないくらい楽しんでもらえるファイトをするよ。みんなの目が覚めるような試合を見せるつもりだ」
――トーナメントで優勝したら、どんなチャンピオンになりたいですか？
「もしトーナメントで優勝してK-1のチャンピオンになっても、俺はファイターとして今のまま何も変わることはないだろう。だが更に上の夢を目指して足を止めることはない」
――日本のファンにメッセージをお願いします。
「一匹の虎が我が道を行くかの如く、俺も必ず優勝する」
＜選手プロフィール＞
ハビエル・エルナンデス Javier Hernandez
所属ジム：Team UFM
出身地：スペイン・コルドバ
誕生日：1989/11/2
身長：166cm
クラス：-60kg
戦績：56戦45勝(27KO)9敗2分
タイトル歴
・第3代IT’S SHOWTIME -61kg 世界王者
■ K-1 WORLD GP 2015 ～-60kg初代王座決定トーナメント～
日時：2015年1月18日(日) 14:30開場 16:00開始
※15:00よりプレリミナリーファイト開始
会場：東京・国立代々木競技場第二体育館 tel.03-3468-1171
アクセス：東京都渋谷区神南2-1-1
※JR山手線「原宿」駅より徒歩3分
※東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前」駅より徒歩3分
料金：SRS席 30,000円 (当日30,500円) RS席 12,000円 (当日12,500円) S席 8,000円 (当日8,500円) A席 6,000円 (当日6,500円)
※消費税込み・全席指定/小学生からチケットが必要となる。
1・10『K-1ワールドグランプリ2015』東京スカイツリータウン大決起集会開催
ヴァンダレイ・シウバ×木村“フィリップ”ミノル、スペシャル対談が実現!
1・18K-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN～-60kg初代王座決定トーナメント代々木競技場第二体育館 ニコニコとGaora Sports生中継決定
▼マット界舞台裏最新刊1月1日8日合併号はこちら
’15年01月01-08日号新日無謀DeepカズTopking巌流島Krush朱里RealFC長瀬館長Z1
王者 武尊が圧巻のラッシュで判定3-0でタイトル防衛、K-1挑戦へ〜 Krush.44
マット界舞台裏10月9日号天龍船木柴田KH噂の真相K-1BLADE桜庭ヘンゾ佐野魂Reina修斗RISE
マット界舞台裏11月13日号武藤W1王者GFW新日Hナイマン追悼Vマクマホン矢野啓太PanK1外人
▼谷川貞治の『プチ格闘技通信』第22回 インサイド分析 評判のいい新生K-1の船出の要因は？
▼11・3K-1 WORLD GP 2014代々木競技場第二体育館満員御礼