UFCファイトナイト・ラスベガス6:Dルイスの圧勝、「思い通りの試合ができた」


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 日本時間8月9日(日)、アメリカ・ネバダ州ラスベガスのUFC APEXを舞台にUFCファイトナイト・ラスベガス6が開催され、メインイベントで実現したデリック・ルイス対アレクセイ・オレイニクのヘビー級マッチは、第2ラウンド開始直後にルイスの膝蹴りが炸裂し、パウンドの嵐を浴びたオレイニクが防戦一方となったところでレフェリーがストップ、ルイスのTKO勝利となった。セミメインイベントで行われたオマリ・アフメドフ対クリス・ワイドマンのミドル級マッチは、ワイドマンがユナニマス判定で勝利を収めた。

■ UFCファイトナイト・ラスベガス6:ルイス vs. オレイニク
日時:現地時間2020年8月8日(土)、日本時間9日(日)
会場:UFC APEX(アメリカ・ネバダ州ラスベガス)

【メインイベント】
<ヘビー級マッチ 5分5ラウンド>
○デリック・ルイス
 2ラウンド(0分21秒)
●アレクセイ・オレイニク

デリック・ルイス
「自分がかなり成長したと思っているけど、まだあるべき姿にはなれていない。自分が戦うべきところにまだ到達できていないんだ。だから、あと15パウンドか20パウンドは落とさないといけないと言っているのさ。それができたら問題ないはずだ。あいつはまさに俺たちが予想した通りのことをやってきた。こうやってくるんだろうなと思っていたことをそのまんまやってきたから、俺の思い通りにいった。プレッシャーをかけていく必要があるのは分かっていたし、向こうは背が高いから頭を動かしたがらない。だから、俺が本気で打ち込んでいけば当たると思っていた。すべてが、事前に話していた通りになったってわけだ。できれば、年内には245パウンドか250パウンドくらいにしたい。そこに到達できれば満足だ。それから、12月にもう1試合やる計画だから、245パウンドか250パウンドにしないと。そこにいければ、誰が相手でも圧倒できるし、そうしたら次はタイトルだ」

【セミメインイベント】
<ミドル級マッチ 5分3ラウンド>
○クリス・ワイドマン
 判定3-0(27-29、28-29、27-29)
●オマリ・アフメドフ

クリス・ワイドマン
「今日は全然自分らしい試合ができなかった。でも勝利は勝利だ。UFCにまず感謝しないといけない。俺たちファイターに戦う機会をくれて本当に感謝している。働きたくても働けない人がいる世の中だ、こうやって働けることに感謝しなきゃいけない。この一勝でキャリアの再スタートをきれたと思っている。先が楽しみだよ」

【メインカード】
<ミドル級マッチ 5分3ラウンド>
○ダレン・スチュワート
 1ラウンド(3分41秒)サブミッション(ギロチンチョーク)
●マキ・ピトーロ

ダレン・スチュワート
「今年は本当に大変な1年だ。親友がなくなったり試合がキャンセルになったり予想していないことが多く起こる年みたいだ。また今年中に試合ができなかったらしょうがない。ひとまず今日の試合をフィニッシュで勝てて良かった。サブミッションで勝つのは初めてなんだ。ゴールとしてはまた今年中に試合をすること、そしてさらに強くなることだ。コロナ中はコーチとビデオでトレーニングしたり公園で柔術をトレーニングしたりしていた。必ず強くなってみせる」

<女子バンタム級マッチ 5分3ラウンド>
○ヤナ・クニツカヤ vs.
 判定3-0(30-26、30-27、30-27)
●ユリア・ストリアレンコ

ヤナ・クニツカヤ
「コロナの影響でかなり生活に変化があった。6カ月もブラジルから出られなかったし、つらいこともたくさんあった。何より試合できてうれしい。試合を受けてくれた相手にも感謝しているわ。今日の試合では打撃と同時にレスリングも使うことができた。今後もしっかりレスリングを極めていきたい」

<ライト級マッチ 5分3ラウンド>
○ベニール・ダリウシュ
 1ラウンド(4分38秒)
●スコット・ホルツマン

ベニール・ダリウシュ
「息子の友達にスピニングバックフィストを試して欲しいと言われていたんだ。試合はまずボクシングからスタートして徐々にカウンターを狙っていった。途中からは正直いつも通りの戦い方になっていたと思う。かなり激しいトレーニングだったから今回、勝ててうれしいよ」