バレットクラブ移籍後のEVIL全勝がついにストップ 8・29神宮球場決戦を前に内藤哲也がEVILと意地のエルボー合戦 拳を合わせロスインゴ結束

 7日、新日本プロレスが後楽園ホール大会4連戦の2日目を迎えた。

 第4試合では、7月の有観客再開から抗争激化のロスインゴ軍とバレットクラブがぶつかる。バレットクラブ移籍後のEVILはシングル・タッグ問わず勝利を収めてきたが、この日はロスインゴ内藤哲也が積極的に仕掛けた。攻撃の合間に“目を見開くポーズ”をみせるも、早々に時間がもったいないとばかりにEVILへの攻防にすばやく戻る。気持ちがEVIL憎しモードに溢れていることをいやがおうにも感じさせ、意地の張り合いとなる内藤とEVILのエルボー合戦が観客席を沸かせた。

 試合はSANADAが外道をスカルエンドで仕留めたものの、場外では内藤とEVILが髪を引っ張りあう乱闘を続けていた。この結果により、バレットクラブ移籍後のEVIL全勝がついにストップ。改めてリング上でロスインゴ軍の4人は拳を合わせ、8・29神宮球場決戦を勝利で飾るべく結束を誓っていた。

 
■新日本プロレス SUMMER STRUGGLE 2020
日時:8月7日(金)18:30
会場:東京・後楽園ホール 観衆698人(札止め=主催者発表)

<第1試合>
○永田裕志
  8分06秒 ナガタロックII
●上村優也

<第2試合>
天山広吉
○小島聡
  8分52秒 ラリアット⇒体固め
●辻陽太
ゲイブリエル・キッド

<第3試合>
矢野通
オカダ・カズチカ
○SHO
  9分16秒 腕ひしぎ逆十字固め
●DOUKI
エル・デスペラード
鈴木みのる

<第4試合>
BUSHI
鷹木信悟
内藤哲也
○SANADA
  13分26秒 Scull End
●外道
石森太二
ディック東郷
EVIL

<第5試合/「第21代NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメント」1回戦>
石井智宏
後藤洋央紀
○YOSHI-HASHI
  11分53秒 バタフライロック
●本間朋晃
田口隆祐
真壁刀義

<第6試合/「第21代NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメント」1回戦>
マスター・ワト
飯伏幸太
○棚橋弘至
  16分53秒 前方回転エビ固め
●タイチ
金丸義信
ザック・セイバーJr.