26日、スターダム後楽園ホール大会が開催され、ソーシャルディスタンスながらチケット完売となった。
メインは第13代王者・星輝ありさの引退にともない王座返上、空位となっていたワンダー・オブ・スターダム選手権の王座決定戦。前回後楽園大会での勝利でこの日に歩を進めていた中野たむとジュリアの間で争われた。水着のままでの乱闘などがメディアを賑わせたが、予想通りの2人意地の張り合いとなる。場外では、中野がジャーマンを見舞えば、ジュリアはグロリアスドライバーでやり返す。シーソーゲームに決着をつけるべく中野がタイガースープレックスホールドを決めるもカウント2。踏みとどまったジュリアはファルコンアローからグラウンドでのアームブリーカーに持ち込む。白目をむきながら意識が遠のいた中野を危険と判断したリングドクターが、レフェリーにストップを要請した。白ベルト初戴冠となったジュリアは「素っ裸の中野たむにもちょっと興味あるな」と、1対1での再戦を誓っている。
なお、この日のタッグマッチで岩谷麻優組に勝利した朱里が岩谷の持つ赤いベルトに挑戦表明。横浜武道館大会でのタイトル戦が決定的となった。
■スターダム STARDOM CINDERELLA SUMMER IN TOKYO
日時:7月26日(日)11:45
会場:東京・後楽園ホール 観衆483人(札止め/コロナ対策限定人数=主催者発表)
<発表1>
JUST TAP OUTの舞華が TAKAみちのく代表立ち会いの元、スターダム入団を発表した。
ドンナ・デル・モンドのひめかも正式にスターダム入団を発表。
<発表2>
兼ねてから欠場中の星野唯月は体調不良のためプロレスラーとしての活動停止を発表。羽南とルアカは8月の横浜武道館大会での復帰を目指す。
<シングルマッチ>
〇鹿島沙希
4分15秒 マイエンブレム⇒片エビ固め
●妃南
<TCS vs 大江戸隊 タッグマッチ>
○刀羅ナツコ 夏すみれ
7分12秒 ダイビング・ボディプレス⇒片エビ固め
DEATH山さん。 ●吏南
<シングルマッチ>
〇渡辺桃
10分39秒 ダイビング蒼魔刀⇒エビ固め
●舞華
<STARS vs DDM タッグマッチ>
○朱里 ひめか
13分21秒 バズソーキック⇒片エビ固め
岩谷麻優 ●飯田沙耶
※朱里が岩谷麻優の持つ赤いベルトに挑戦表明
<ハイスピード選手権試合 3WAYバトル>
〈挑戦者〉〇AZM
7分10秒 あずみ寿司
〈挑戦者〉●スターライト・キッド
※もう1人は〈第18代王者〉里歩
※AZMが第19代王者となる
<ゴッデス・オブ・スターダム選手権王座決定戦>
○林下詩美 上谷沙弥
14分28秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
ジャングル叫女 ●小波
※林下詩美&上谷沙弥は第18代王者となる。舞華&ひめかが挑戦表明
<ワンダー・オブ・スターダム王座決定戦>
〇ジュリア
28分27秒 アームブリーカー⇒レフェリーストップ
●中野たむ
※ジュリアは第14代王者となる。
※「素っ裸の中野たむにも興味がある」(ジュリア)