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7月14日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
今回の放送では、自分こそが団体最高峰王座を保持しているとインパクト・レスリングの以前の団体名であるTNA世界ヘビー級王座を復活させ、王者と名乗っている怪物ムースが、次回PPV大会「スラミバーサリー2020」で防衛戦を行う相手、トミー・ドリーマーと前哨戦を行った。ドリーマーのパートナーはクレイジー・スティーブと発表されていたが、ムースのパートナーはXとなっており、誰と組むのかが注目されたが、ムースのパートナーはロヒット・ラジュだった。そして両チームが激しくやり合う展開となるが、最後はドリーマーとムースが場外で戦っている間に、リングではスティーブとラジュの一騎打ちとなる。そこでスティーブがダイビングDDTを決めてフォール勝ち。前哨戦はドリーマー組の勝利となり、王座奪取に向けて弾みをつけた形となった。
また公式試合ではないが、ライノとヘルナンデスが、腕相撲で戦っていたが、これでは決着がつかないと、大金をかけて駐車場でストリートファイトを行った。勝った方が全ての大金を手にするとあって、壮絶にやりあうが、最後はライノがヘルナンデスに必殺のゴアを決める。しかし、両者ともぼろぼろで倒れ込んでしまい、ライノは金は分け合おうと大金を半分づつ分けあい、お互いのタフさを認めあうという展開となった。
更にエース・オースチンとマッドマン・フルトンがオハイオ州デイトンの古いジムでトレーニングをしていると抗争相手のトレイとウェンツが乗り込んできて大乱闘となってしまった。こちらはお互いを認め合うではなく憎しみは激化。この抗争はPPV大会まで納まらないだろう。
■ Impact Wrestling
日時:2020年7月14日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ合衆国会場非公開
<タッグマッチ>
○トミー・ドリーマー、クレイジー・スティーブ
ピンフォール
●ムース、ロヒット・ラジュ
<タッグマッチ>
○ザ・ディーナーズ
ピンフォール
●XXXL
<10人タッグマッチ>
○ハボック、ネベア、アリーシャ・エドワーズ、スージー、カイリー・レイ
ピンフォール
●ローズマリー、タヤ・ヴァルキリー、キエラ・ホーガン、ターシャ・スティールズ、キンバーリー
.@steveofcrazzy PLANTS @HakimZane with a DDT to score the victory. #IMPACTonAXSTV pic.twitter.com/MLuPEHeu2P
— IMPACT (@IMPACTWRESTLING) July 15, 2020