UFCファイトナイト・ラスベガス 4:激闘の展開を制すはダスティン・ポワリエ!


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 日本時間6月28日(日)、アメリカ・ネバダ州ラスベガスのUFC APEXにてUFCファイトナイト・ラスベガス 4が開催され、ダスティン・ポワリエとダン・フッカーによるライト級マッチが行われたメインイベントはフルラウンドの末にポワリエが白星を勝ち取った。マイク・ペリーとミッキー・ガルが対戦したセミメインイベントのウェルター級マッチはペリーが判定勝ちを収めた。また、直前の対戦変更によりジェイソン・ウィットとのウェルター級マッチに臨んだ佐藤天は開始からエンジン全開で向かい、わずか48秒でTKO勝利を挙げている。

■ UFCファイトナイト・ラスベガス 4
日時:現地時間2020年6月27日(土)、日本時間28日(日)
会場:UFC APEX(アメリカ・ネバダ州ラスベガス)

【メインイベント】
<ライト級マッチ 5分3ラウンド>
○ダスティン・ポワリエ
 判定3-0(48-47、48-47、48-46)
●ダン・フッカー

ダスティン・ポワリエ
「タフな試合だったぜ。ダンがすごかった。タフなやつだ。力をつけているし、本気で、俺を超えていくんじゃないかと思った。いろいろとおしゃべりが好きらしいし、チャンピオンと戦いたいとか言っているようだけど、俺がチャンピオンだ。これが俺のやりたいこと。すべてをかけているし、チームのことも、スキルも取り組み方も信頼している。試合に出て、また一人蹴散らして、あといくつかラウンドを戦えばいいってところかな。今回の試合で唯一、ダメージを受けたのはダンにフェンスに押し込まれて膝を滑らせたとき。スタンディングで良い姿勢だったときでさえ、向こうは俺の頭より高い位置を狙っていた。相手に知られることなく腰を上げているのに、あの高さも速さもすごいと思った。膝蹴りで仕返してきたから、一瞬食らってしまった。俺が向かっていくとフックを打ってくる。レフェリーを見たけど、あとどのくらい時間が残っているかは分からなかった。もう一度、立て直してもっと強くなって戻ってくるよ。それが戦うってことだ。何か克服するものがあるまで戦いは戦いじゃない。今日はしっかり戦えた。もう少しシャープにいけたかもしれないとは思う。何度かうまく決まらなかった打撃がある。ダンの力をなめているわけではない。ただ、いい位置に長くいすぎた。もっとシャープに戦うべきだったと思う。最終的には自分のレンジで戦えたし、相手の雑な打撃にカウンターを食らわすこともできた。何発か良いのが当たったし、向こうはふらついていた。そういう打撃でラウンドを取っていったつもりだけど、もっとうまくやれたとは思っている。もしかしたら、今年の年末にもう一度戦うかも。来年になるかもしれない。とりあえず家に帰って娘に会いたい。俺が勝者だ。長い休みだったな。キャリアの中で一番長い休みだった。9カ月も休んでずっと戦線に立てなかった。いくつか乗り越えないといけないことがあったんだ。今日また勝者になれたし、これから戻ってイチから考えたい。もっとうまくなりたいし、大好きなこのスポーツを続けていきたい。嫌いになるくらい焦りたくない。もう長いことやっているし、毎日、限界まで自分をプッシュしているから、とにかく、しっかり考えてやっていきたいんだ」

【セミメインイベント】
<ウェルター級マッチ 5分3ラウンド>
○マイク・ペリー
 判定3-0(29-28、29-28、29-28)
●ミッキー・ガル

マイク・ペリー
「付き合い始めた数カ月前に、試合の準備をしないといけなくなることは分かっていた。自分だけでやりたかった。数年前に彼女にこの経験を味わわせてあげたいと言っていたんだ。最初に出会ったときに、セコンドにつかせてあげる、と。人生は逆に行ってしまったけど、頭ではそう考えていた。それを実現させて、勝者として達成できた。試合に向かったらすべては俺自身にかかっている。キャンプをしっかり生かす。それが大事だった。この勝利をつかむためにやるべきことをやったんだ。ミッキーはチームと一緒にトレーニングしていたから、勝つためのゲームプランを一緒に考えていただろう。テクニカルな部分を持っているけど、俺は試合でそれをつかんだ。トレーニングキャンプができるか探してみて、チームメイトも探してみるつもり。南フロリダに引っ越そうと思ってね。勝つためにやるべきことはこれだ、とか、単純にそうことを言ってくれるだけじゃなくて、友情とも言える関係を持てる人を探している」

【メインカード】
<ヘビー級マッチ 5分3ラウンド>
○モーリス・グリーン
 3ラウンド(3分44秒)サブミッション(アームバー)
●ジアン・ヴィランテ

モーリス・グリーン
「すべての試合に勝つことが重要。今日は俺の仕事がかかっていた。家族を連れてきたいんだ。家族を連れてくるには勝たないといけなかった。このために、ジャクソン・ウィンケルジョン(ジム)で数週間を過ごしたし、プレッシャーの中でも自分ならやれると思っていた。勝利街道に戻ってこられてとにかくうれしい。皆には理解できないくらいかもしれない。一本勝ちも良かった。みんな、俺のことをストライカーだと思っているけど、柔術もかなり練習している。グラウンドでは誰が相手でも怖くない。ミネソタからアルバカーキーに家族を呼び寄せて、このチャンピオンシップの道のりを進んでいきたい。少し時間はかかるだろう。もう少しやるべきことがあるからね。でも、それに向かってしっかりと歩めていると思う」

<ミドル級マッチ 5分3ラウンド>
○ブレンダン・アレン
 判定3-0(29-27、29-28、30-27)
●カイル・ドーカス

ブレンダン・アレン
「自分のベストパフォーマンスではなかったけど、向こうもタフだった。もっとうまくなって戻ってくる。勝ったとは思っていたけど、ジャッジがどう見るかは分からないからね。もちろん、イアン・ハイニッシュとやりたい。いつまでも俺から逃げられるわけがない。今日は俺のベストパフォーマンスじゃなかった。俺にできるのはもっとうまくなることだけ。(カイル・ドーカスは)タフなやつだぜ」

<ウェルター級マッチ 5分3ラウンド>
○佐藤天
 1ラウンド(0分48秒)TKO
●ジェイソン・ウィット

佐藤天
「自分にはノックアウトする力があると自信を持っていましたし、今日はそれをオクタゴンの上で証明できたと思っています。鍛えるべきことは常にたくさんありますが、今日はファイトキャンプで取り組んだことを発揮できました。ノックアウトできるファイターとして自分を評価してもらえることを願っています」

<キャッチウェイト 5分3ラウンド>
○ジュリアン・エローサ
 3ラウンド(2分44秒)サブミッション(ダースチョーク)
●ショーン・ウッドソン 

ジュリアン・エローサ
「俺にとってはすべてだ。自分が望む場所に戻るためのショットだった。地方で戦うのはキャリアじゃない。それは趣味だ。ここがキャリアと呼べる場所。だから、俺にとってはこれがすべて。3年前にベガスに引っ越してきて、うまくいっていると思っていたけど、UFCから切られまくった。今日、ようやく勝利できたから、これが素晴らしい旅路の始まりであることを願っている。相手の勢いがかなりなくなっている気がしたんだ。自分にとってうまくいったことのひとつがコンディショニング。練習でバイクに乗って、この6週間ずっと予定もなかった試合のために準備していたんだ。直前のオファーを受けたのはファイトキャンプをやったくらい調子が良かったから。試合のモメンタムはあっちにもこっちにも動いていたけど、向こうにやられてから俺が形勢を逆転した。何かどでかいことをやらないといけなかったんだ。頭の中では、相手をグラウンドに持ち込んで、少なくともビビらせないといけないと思っていた。フィニッシュできてよかった」