(C)TNA
5月19日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling: Rebellion Two』が放送された。
今回の放送では、現インパクト世界王座であるテッサ・ブランチャードへの挑戦権を賭けた挑戦者決定トーナメントの一回戦が二試合行われた。しかも、マイケル・エルガンとサミ・キャラハンという優勝候補の本命がいきなり一回戦で激突。インパクト世界王座を狙って新日本プロレスを離脱してインパクト・レスリングに乗り込んできたエルガンに対し、キャラハンは前王者であり、ブランチャードに敗れて、女子に世界王座を明け渡すという屈辱を演じているだけに、共に絶対に王座を奪いたいところだ。試合は激しい攻防の中、エルガンはキャラハンが痛めている右膝を狙って攻撃を繰り返す。それでも耐えるキャラハンも逆襲するも、最後はエルガンが必殺のエルガンボムを決め、エルガンがフォール勝ち。一回戦で最大のライバルに勝利したエルガンは王座獲りをアピールした。
また、そのインパクト世界王者であるテッサ・ブランチャードが会場に現れない(本当の理由はコロナ自粛による影響)ことから、ムースがインパクトレスリングの前の名称であるTNAの名称を冠したTNA世界ヘビー級王座のベルトを巻いて、ブランチャードがいなくなった今、自分こそが団体最高峰王座を保持していると一方的に宣言して王座戦を行っているが、今放送でも、またスーサイドを挑戦者として王座戦を行った。スーサイドを相手に一度、王座戦を行っており、その時はムースが必殺のスピアーで勝利して防衛しているが、その前にムースが反則のローブローを行っていた為、スーサイドのリマッチを受けた形となった。試合は今度こそとスーサイドもハッスルするが、最後はスーサイドがトップロープからのクロスボディをムースが切り返してフォールを奪って勝利。今回もムースが王座防衛を果たした。
■ Impact Wrestling: Rebellion Two
日時:2020年5月19日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ合衆国会場非公開
<インパクト世界王座挑戦者決定トーナメント一回戦>
○マイケル・エルガン
ピンフォール
●サミ・キャラハン
<Xディビジョン王座タイトルマッチ>
○ウィリー・マック(王者)
ピンフォール
●ジョニー・スウィンガー(挑戦者)
<TNA世界ヘビー級王座タイトルマッチ>
○ムース(王者)
ピンフォール
●スーサイド(挑戦者)
<タッグマッチ>
○ファラー・バー、TJP
ピンフォール
●XXXL
<シングルマッチ>
○クレイジー・スティーブ
ピンフォール
●デイブ・クリスト
<インパクト世界王座挑戦者決定トーナメント一回戦>
○エース・オースチン
ピンフォール
●ライノ
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— IMPACT (@IMPACTWRESTLING) May 20, 2020
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