[週刊ファイト4月23日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼記者座談会
「新型コロナ」長期化ならマット界も倒産続出か!?
・そのタイムリミットは6~7月とみられている
・そこでお聞きしたいのは新日本プロレスの試合再開時期
・オカダ選手も無観客試合の早期実現を強く望んでいます
・ほかにコロナ騒動で得した関係者はいますか?
『ブシロード』の子会社である新日本プロレスやスターダム、さらにサイバーエージェント・グループに入っているDDTやノアも『新型コロナ』との長期戦に耐えられるだろう。だが、前記以外の団体はまさに風前の灯火。そのタイムリミットは6~7月とみられている。
(*編注 A=『マット界舞台裏』特約記者、B=スポーツ紙記者 C=フリーのべテラン記者)
大企業の後ろ盾がない全日本プロレス
A プロ野球、J・リーグ、バスケのBリーグなど、いろんなプロスポーツから新型コロナ感染者が出ているのに600人以上いるプロレスラーの中から1人も出ていないのはおかしいという疑問の声も上がっています。
B 幸い、1人もいないんじゃないですか。感染してホテルに隔離されたり病院に入院したら情報が伝わってきますから。
C この感染病だけは症状がまちまちなのでPCR検査を受けない限りゼロとは断言できませんよ。ところが、感染した森三中の黒沢かずこさんも言っているように、日本は検査に消極的でなかなか検査を受けさせてもらえない。
A ようやく東京都が動き始めて数週間以内に23区に6ヶ所、東京都多摩市に2ヶ所、検査所が新設されることとなった。
B それでも全然足りないし遅過ぎますよね。
同じく苦しくなる大日本プロレス
C スポーツイベントの自粛にしても無観客なら5月6日以降に容認されてもいいんじゃない? という話。台湾ではプロ野球やプロサッカーが開幕したし、米メジャー・リーグはキャンプ地のアリゾナ州での7月開幕が検討されているでしょ? いずれも無観客ですが。
A そこでお聞きしたいのは新日本プロレスの試合再開時期。