[ファイトクラブ]リアルに負けないリアルを生み出せ! 新型コロナ直撃プロレス界への応援歌

[週刊ファイト4月23日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼リアルに負けないリアルを生み出せ! 新型コロナ直撃プロレス界への応援歌 
 text by TERUZ
・圧倒的現実が止まらず 闘いは実に70日間まで拡大
・プロレスの真骨頂は現実社会を忘れさせることにあるが・・・
・無観客試合の競演 流行に左右されずジャンル背負ったノアの冒険
・オカダの葛藤と変心 たった2週間では済まなかった大会中止
・“後出しジャンケン”にまわった新日本 夏以降に腕の見せどころ


 安倍晋三首相が「文化・芸術・スポーツの火が消えてしまっては、復活させるのは大変だということは重々承知をしている」と口にしたんだという。チケット販売「ぴあ」矢内広社長は3月24日、延期・中止となった興行はおよそ8万1000件、すでに1750億円の経済損失が生じていると新型コロナの影響を報告した。

 政府がイベントの中止などを最初に要請したのは、2月26日のことだった。4月7日に7都府県で「緊急事態宣言」が発効となり、その期間は5月6日までとされた。この日付で定義すれば、実に70日間に渡る闘いが繰り広げられている。もちろんオリンピックが1年延期という前代未聞の事態なのだから、何が起きても不思議ではない。

 プロレス界も、こうした現実社会にどっぷりと飲み込まれた感がある。一部の大会こそ白マスクの観客席に囲まれながら開催されたが、大半の大会が中止に追い込まれた。

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