[週刊ファイト4月2日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼記者座談会
新日プロ まったく先が見えない恐怖。海外戦略にも暗雲!
・巻き返しにも暗雲が漂っている
・自力で何とかできる問題じゃない
・元の業績に戻すことは困難でしょうね
・すべての団体が自粛しなければならない時期
東京都の感染者数が急増するなど、いよいよ身近に迫ってきた新型コロナウイルス。そんな危険な状況の中、新日本プロレスは興行自粛を続けているが、依然、再開のメドは立っていない。今年下半期以降の巻き返しにも暗雲が漂っている。
(*編注 A=『マット界舞台裏』特約記者、B=スポーツ紙記者 C=フリーのべテラン記者)
満員の後楽園ホールで観客を魅了する棚橋弘至
A クラスター(集団感染)に加えオーバーシュート(感染爆発)、バンデミック(世界的流行)という新型コロナ関連の言葉が連日、耳に入ってきて団体関係者も気が滅入っている様子。でも、いつまでも政府や自治体の自粛要請に従っていたら経営が成り立たないので新日プロ以外の団体は興行を打っているケースもあります。
B 我々も終息するまでは自粛しなければならないことは分かっているが、じゃあ誰が収入を保証してくれるの? というのが彼らの言い分。3・22さいたまS・A『WORLD GP』を強行した『K-1』がヤリ玉に上がっていましたけど、埼玉県知事の大野元裕氏は「残念」という発言にとどめていましたね。
C 『K-1』は万全の対策で臨んだ、換気もやってたし。それにしても6千数百枚ものマスクをどこから入手したのか、そこが不思議(笑)。
A あとは3・31両国と4・11相模原(次期シリーズ開幕戦)の中止を発表した新日プロの再開時期ですが。
(C)東京都
小池百合子都知事