マイケル・エルガンとエディ・エドワーズ五番勝負はドロー!Impact Wrestling



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 3月10日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 今回の放送のメインは五番勝負を行っているマイケル・エルガンとエディ・エドワーズが遂に最終戦、第五戦を行った。この勝負は一戦目、二戦目はエルガンが勝利し、このままストレートでエルガンが勝つかと思われたものの、三戦目、四戦目は逆にエドワーズが取り返し、遂に決着は最終第五戦までもつれ込んだのだった。新日本プロレスを離脱し、インパクト世界王座を狙って、インパクト・レスリング入りしたエルガンだが、団体古参となるエドワーズと因縁が勃発。一試合で決着では納得できないと両者は五番勝負をスタートさせたのだが、遂に決着戦となり、更にこの勝者がインパクト世界王座(現王者テッサ・ブランチャード)への挑戦権も得ることとなった。当然、試合は白熱した展開となるが、最後はエルガンがクロスフェイスを極めると、エドワーズは苦しみながらロールオーバーでフォールの体勢となる。それでもエルガンは技を解かずレフェリーはそのままフォールを数えるが、スリーカウント入ったと同時にエドワーズもタップ。エドワーズのフォール勝ち、エルガンのタップアウト勝ちの両方が同じタイミングで行われた為、協議の結果はドロー判定に。これを受けたインパクト世界王者のブランチャードは、PPV大会「レベリオン」で両者の王座挑戦を受ける、つまりトリプルスレッドマッチで王座戦を行うと宣言。ブランチャードは女性ながら戦う王者となる事をアピールした。
 また、WCWで活躍したレジェンド、ディスコ・インフェルノも登場。今回は人気者ウィリー・マックを相手にジョニー・スウィンガーと組んでハンデ戦を行った。試合は二対一となったマックにエース・オースチンが加勢しタッグマッチに変更。結果はマックがインフェルノをシックススター・フロッグスプラッシュで粉砕。マックの勝利となった。
 更に番組冒頭ではECWレジェンドのライノと、サミ・キャラハン率いるoVeの怪物マッドマン・フルトンがシングルマッチで激突。共に大型パワーファイター同士という事でぶつかり合いも迫力満点。試合は必殺のゴアが炸裂しライノが勝利するも、試合後にoVeが乱入。集団でライノに襲い掛かり、リングをジャックして逆に勝ち誇った。

■ Impact Wrestling
日時:2020年3月10日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス

<五番勝負第五戦>
△マイケル・エルガン
 引き分け
△エディ・エドワーズ

<タッグマッチ>
○ウィリー・マック、エース・オースチン
 ピンフォール
●ディスコ・インフェルノ、ジョニー・スウィンガー

<ノックアウト王座タイトルマッチ>
○ジョーダン・グレイス(王者)
 ピンフォール
●レイシー・ライアン(挑戦者)

<タッグマッチ>
○ラスカルズ
 ピンフォール
●デジ・ヒット・スクワット

<シングルマッチ>
○ライノ
 ピンフォール
●マッドマン・フルトン