ロス軍がブルー・デーモンJr.とテクニコ軍に勝利!AAA テレビテーピング大会


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 3月7日(現地時間)にキンタナ・ロー州カンクンで『AAA テレビテーピング大会』が開催された。
 今大会のメインはAAA版ロス・インゴベルナブレス対ブブルー・デモンJr.、ドラゴ、ラレド・キッドが行われた。デーモンJr.はルードだが、今回はテクニコ側と組んでロス軍退治となった。これはロス軍が制御不能で、テクニコだろうがルードだろうが関係なく襲い掛かり、ルードのデーモンJr.にも攻撃し覆面を剥ぎ取ってしまった為である。しかし、そもそもAAAにおいてロス軍が乗り込んでくるまでルードのボス格だったデーモンJr.がテクニコ軍と組んで、上手くいくのか不安が残るという感じだ。当然だが、ドラゴ、ラレド・キッドは悪の総帥デーモンJr.と組む事に難色を示し、(AAAの番組に置けるGM的な立場の)バンピーロが頼み込んでなんとか組んだという感じだ。試合はいつも通りロス軍が先制攻撃。L.A.パークはビールを入れるケースまで持ち出してルーシュと共にデーモンJr.を攻撃。長年抗争を続けていたL.A.パークとルーシュだが息がぴったりでテクニコ軍をいたぶり続ける。完全にデーモンJr.とテクニコ軍がグロッキーになってロス軍が勝ち誇るが、ここでサイコ・クラウンとルチャ・ブラザーズが入場口に現れて挑発。この隙にデーモンJr.とテクニコ軍も息を吹き返し、再び激しい試合となるものの、最後はロス軍の連携の前にデーモンJr.がリング中央でフォールを奪われて、ロス軍の勝利。試合後はロス軍が放送席を占拠し、勝ち誇った。
 セミファイナルではAAAテクニコ絶対エースのサイコ・クラウンと人気のルチャ・ブラザーズが組んで、アベルノ、チェスマン、スペル・フライのOGTと対戦。格的にはテクニコ軍の方がずっと上だが、これはタッグマッチだけで連携に優れるルード軍という感じで、テクニコ軍が華麗に暴れ回るが、最後はアベルノがレフェリーが倒れた隙をついて、ペンタゴンJr.に反則のローブローから覆面を剥ぎ取ってそのままフォール勝ち。ルード軍が悪の戦法で勝利となった。

■ AAA テレビテーピング大会
日時:2020年3月7日(現地時間)
会場:メキシコ合衆国キンタナ・ロー州カンクン

<6人タッグマッチ>
○ルーシュ、L.A.パーク、ベスティア・デル・リング
 ピンフォール
●ブルー・デモンJr.、ドラゴ、ラレド・キッド

<6人タッグマッチ>
○アベルノ、チェスマン、スペル・フライ
 ピンフォール
●ペンタゴンJr.、フェニックス、サイコ・クラウン

<6人タッグマッチ>
○レイ・エスコルピオン、エル・テハノJr.、イエドラ
 ピンフォール
●イホ・デル・ビキンゴ、ミステシスJr.、オクタゴンJr.