[週刊ファイト2月20日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼記者座談会
ズバ抜けた資質と輝かしい経歴を兼備しながらスターになり損ねた中西。その要因は・・・
・闘魂三銃士に次ぐ新日エースになれなかった
・基本的に団体からの引退勧告はないはず
・プロレス入りから10年間の時代に恵まれなかった
・彼のズバ抜けた素質が開花しなかったのは悔やまれます
1992年に鳴り物入りで新日本プロレスに入団した中西学(53)が、2・22後楽園にて自身のプロレス・キャリアに終止符を打つ。中西に対する入団時の期待度は、武藤敬司、橋本真也、蝶野正洋のそれよりも確実に上だったが、彼は闘魂三銃士に次ぐ新日エースになれなかった。今号の記者座談会では本誌評論家にその要因を指摘して頂いた。
(*編注 A=『マット界舞台裏』特約記者、B=スポーツ紙記者 C=フリーのべテラン記者)
A 約1週間後に迫った新日プロの後楽園4連戦(19~22日)はすべて満員か超満員になる見込みですが、中でも中西学の引退マッチは行われる2・22がダントツの興行人気。追加発売された立ち券も数分で売り切れています。
B 2・22後楽園のチケットに関しては優先的に入手できるファンクラブ会員が殺到したため一般のファンはほとんど買えなかったようです。ただ、中西はほかの後楽園大会にも出場するのでタイトルマッチも見られる大会のほうがお得かも(笑)。
C 1番得をしたのは引退直前の中西を参戦させた全日プロですよ。普通なら新日プロ4連戦の影響もあって2・11後楽園は超満員にならなかったはず。(11日は)祝日という要因もありますけど。
A 来年は年齢的に永田、天山あたりが・・・。
C よく50歳定年制とか言われますけど、そんなモンありませんよ。中西の場合は、ケイ椎の負傷が治り切らないため本人が現役引退を決意しただけで・・・。
B 基本的に団体からの引退勧告はないはず。でも、体力が衰えてくると第一線から退かされて年俸も下げられるケースはあります。その分を少しでも補てんさせるために他団体参戦を容認してるわけです。
A 一部のファンは、ライガーにしろ中西にしろ、いずれどこかのリングに上がるとみてますが・・・。
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