マーベラス彩羽に完敗の岩谷「赤いベルト、挑戦してきてください」 されどスターダムの世界観揺るがず

 8日、スターダムが3か月連続で“北側開放”した後楽園ホールに満員観衆を動員した。

 岩谷麻優とSareee(ディアナ)の“頂上決戦”が予定されていたメイン。されど前日に急性腸炎および感冒によるSareeeの欠場が発表となってしまう。元スターダムでマーベラスの彩羽匠が代替参戦、岩谷とのノンタイトルマッチが開催となった。

 岩谷が彩羽の“重さ”を警戒していたが、予感は的中。彩羽のキックをはじめとする重爆ぶりと、現行のスターダム選手とは異なる技の畳み掛けが岩谷を苦しめる。岩谷のゾンビぶりも際立ったが、彩羽を完全に持ち上げられないことから(長与から伝授されたばかりの)ランニング・スリーは未遂に終わる。ならばとフロッグスプラッシュ、ムーンサルトプレスと岩谷が追い込むが、岩谷の二段式ドラゴンは彩羽が回避した。ついには(先に長与に伝授されていた)ランニング・スリーを彩羽が成功させ、岩谷は3カウントを喫した。

 岩谷「完敗しました。今日はでも、急遽このカード決まったから赤いベルトかけることはできなかったけど、このまま負けっぱなしでいることはイヤなので、赤いベルト、挑戦してきてください。ランニング・スリーの威力? やべーわ。マジでやべー。次こそ投げるんで楽しみにといてください」

 ここで大江戸隊が乱入して、鹿島沙希が岩谷に対戦を要求する。追撃も企てたが、仁王立ちした彩羽が大江戸隊を引き下がらせる。タクミコールが自然発生するという展開となったが、彩羽を巻き込みつつも、岩谷の主人公としての存在感、どんな展開をも受け入れて前向きストーリーにしていくスターダムの世界観は揺るがなかった。本部席ではマーベラス側の長与千種が見守ったが、スターダムとのかかわりがどのように進んでいくのかも注目される。

 なお、第3試合では、ジュリア率いるドンナ・デル・モンドがアーティスト・オブ・スターダム王座を奪取した。メンバーである朱里の誕生日を祝いつつ、スターダム侵攻の勢いを増した格好となっている。

 
■スターダム FIRE PRO WRESTLING WORLD presents STARDOM The way to major league 2020
日時:2月8日(土)11:30
会場:東京・後楽園ホール 観衆1519人(超満員=主催者発表)

<第0試合>11:20開始
●小野崎玲皇
  3分15秒 ラ・マヒストラル
〇星野唯月

<ファイプロ発表>
ファイプロとのコラボ第2弾「FIRE PRO WRESTLING WORL D presents STARDOM The way to major league 2020」収録選手として、鹿島沙希、飯田沙耶、ビー・プレストリー、AZM、刀羅ナツコ、夏すみれ、小波、DEATH山さん。、上谷沙弥、ジュリア、中野たむが発表となった。
配信は3月5日より。

<第1試合/ガントレッドタッグ>
DEATH山さん。
〇レイラ・ハーシュ
  3分39秒 旋回式フロッグスプラッシュ⇒片エビ固め
ジェイミー・ヘイター
●ゾーイ・スカイ
※他の参加チームは「中野たむ&スターライト・キッド」「上谷沙弥&飯田紗耶」「吏南&妃南」

<第2試合>
木村花
ジャングル叫女
●小波
  10分8秒 起死回生
刀羅ナツコ
〇鹿島沙希
夏すみれ

<第3試合/アーティスト・オブ・スターダム選手権試合>
〈王者チーム〉
渡辺桃
林下詩美
●AZM
  17分12秒 グロリアス・ドライバー⇒片エビ固め
〇ジュリア
朱里
舞華
〈挑戦者チーム〉
※第22代王者組の渡辺桃&林下詩美&AZMが2度目の防衛に失敗。ジュリア&朱里&舞華組が第23代王者に

<第4試合/ワンダー・オブ・スターダム選手権試合>
〈王者〉
〇星輝ありさ
  16分52秒 シャイニングインパクト⇒片エビ固め
●ビー・プレストリー
〈挑戦者〉
※第13代王者・星輝が10度目の防衛に成功

<第5試合/シングルマッチ>
●岩谷麻優
  20分49秒 ランニング・スリー⇒エビ固め
〇彩羽匠(マーベラス)

<詳細大会レポートは週刊ファイト2月20日号(2月14日発売分)に収録されます>