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2月7日(現地時間)にメキシコシティ・アレナメヒコで『アレナメヒコ金曜定期戦』が開催された。
今大会のメインではカリスティコ、ボラドールJr.、エル・バリエンテのCMLLテクニコ正規軍が、新生ダイナマイト兄弟と対戦。王道のテクニコ対ルードという図式となった。まずは連携に勝る新生ダイナマイト兄弟が先取。その後も、三対一の状況を作ってテクニコ軍を追い込んでいく。しかしテクニコ軍も逆襲、カリスティコが必殺のラ・ミスティカを極めて二本目を奪い返した。更に三本目はボラドールJr.のカナディアン・デストロイヤー、バリアンテのジャベが決まってテクニコ軍が勝利。今回は堂々とテクニコ軍が勝利して会場から大歓声を浴びていた。。
セミファイナルではバルバロ・カベルナリオとエル・フェリーノが遂にシングルマッチで激突。同じルードで、同じユニット、ラ・ペステ・ネグラのメンバーだったが、抗争に発展してしまった両雄は、遂にシングルマッチで決着をつけることになってしまったのだった。試合は即効でフェリーノが先取すると、カベルナリオもすぐさま取り返し、運命の三本目に突入。最後は遂にカベルナリオ必殺のカベルナリアが極まり、フェリーノがタップ。しかし、フェリーノが降参してもカベルナリオは技を解かず、レフェリーが、この行為が反則として、逆にフェリーノの反則勝ちとなってしまったのだった。試合後もレフェリーに暴行を行うカベルナリオに対し、遂にラ・ペステ・ネグラ総帥であるネグロ・カサスもリングに飛び込んできてカベルナリオを叱責。これに対し、カベルナリオはカサスにも反旗を翻した。これでカベルナリオは完全に裏切りものとなったようで、フェリーノにカベジェラ戦(敗者、髪切りマッチ)を要求。この抗争はまだまだ続きそうだ。
■ CMLL アレナメヒコ金曜定期戦
日時:2020年2月7日(現地時間)
会場:メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ
<6人タッグマッチ>
○カリスティコ、ボラドールJr.、エル・バリエンテ
2-1
●サンソン、クアトレロ、フォラステロ
<シングルマッチ>
○エル・フェリーノ
2-1
●バルバロ・カベルナリオ
<6人タッグマッチ>
○ディアマンテ・アスール、アンヘル・デ・オロ、ニエブラ・ロハ
2-1
●ネグロ・カサス、ジルベール・エル・ボリクア(エル・メシアス)、エウフォリア
<6人タッグマッチ>
○ゲレーロ・マヤJr.、アトランティスJr.、フライヤー
2-0
●ポルボラ、タイガー、オクムラ
<6人タッグマッチ>
○マルセラ、つくし、プリンセサ・スヘイ
2-1
●ダリス、レイナ・イシス、メタリカ