カベルナリオとフェリーノ抗争激化!アレナメヒコ金曜定期戦

(C)CMLL

 1月31日(現地時間)にメキシコシティ・アレナメヒコで『アレナメヒコ金曜定期戦』が開催された。
 今大会のメインでは、2020年1月24日の『アレナメヒコ金曜定期戦』のメインで行われた6人タッグマッチの再戦、ウルティモ・ゲレーロ、フェリーノ、ディアマンテ・アスール対カリスティコ、バルバロ・カベルナリオ、エル・バリエンテとなった。テクニコとルードが混合するレレボス・インクレイブレスでの対戦だが、前戦で同じルードであり、ユニットも同じのフェリーノとカベルナリオが激しくやり合い、今後は一緒にやっていけないレベルまで発展。今回の再戦でどうなるかという感じになった。試合は当然、カベルナリオとフェリーノが激しくやりあい、そこをカリスティコとバリアンテがフォローして三対一にして攻めまくる。最後はカリスティコがゲレーロに必殺のラ・ミスティカを極めてまずはカリスティコ組が先制した。続く二本目もカリスティコ組が勢いに乗るがやがて、ゲレーロ組も反撃。そして最後はリング上で因縁のカベルナリオとフェリーノが一対一となった。するとカベルナリオはレフェリーが目をそらした隙になんと嘘のローブローされたとアピール。レフェリーがこの嘘のアピールを信じてカベルナリオの反則勝ちを宣言。ストレートでカリスティコ組の勝利となった。フェリーノは当然、納得出来ず激しく抗議し、遂にカベルナリオに対し、シングルマッチ、いやカベジェラ戦(敗者、髪切りマッチ)を要求。同じチームだったのが髪切りマッチまで発展してしまうのか?今後のCMLLマットから目が離せないだろう。
 またセミファイナルはCMLLへの侵略者ジルベール・エル・ボリクア(エル・メシアス)がエウフォリア、グラン・ゲレーロと組んで、CMLL正規軍と言えるアンヘル・デ・オロ、ティタン、ニエブラ・ロハと対戦。一本目がルード軍が、二本目はテクニコ軍が取り、運命の三本目に突入。テクニコ軍が優勢に試合を進めたものの、最後はロス・ゲレーロス必殺の複合ジャベがチャベス兄弟に極まってルード軍が勝利となった。

■ CMLL アレナメヒコ金曜定期戦
日時:2020年1月31日(現地時間)
会場:メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ

<6人タッグマッチ>
○カリスティコ、バルバロ・カベルナリオ、エル・バリエンテ
 2-0
●ウルティモ・ゲレーロ、フェリーノ、ディアマンテ・アスール

<6人タッグマッチ>
○ジルベール・エル・ボリクア(エル・メシアス)、エウフォリア、グラン・ゲレーロ
 2-1
●アンヘル・デ・オロ、ティタン、ニエブラ・ロハ