ロス・ゲレーロスがカリスティコ組に勝利!アレナメヒコ金曜定期戦

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 1月3日(現地時間)にメキシコシティ・アレナメヒコで『アレナメヒコ金曜定期戦』が開催された。
 今大会のメインは、カリスティコ、アンヘル・デ・オロ、ニエブラ・ロハのテクニコ軍が、ロス・ゲレーロス・ラグネロスと対戦。CMLLテクニコのエースであるカリスティコと、CMLLルードの頂点と言えるウルティモ・ゲレーロだけに、新年早々お互いに絶対に負けられない試合となった。まずはゲレーロスが絶妙の連携で襲いかかり、三人複合ジャベで一本先取。その後もゲレーロス優勢が続くが、やがてテクニコ勢も逆襲。カリスティコがゲレーロにラ・ミスティカを極めて二本目を奪い返した。そして運命の三本目、白熱した勝負が続くが、最後はゲレーロスがアンヘル・デ・オロ、ニエブラ・ロハを複合ジャベで仕留めてゲレーロスが勝利。2020年アレナメヒコ金曜は、ゲレーロスが勝利となった。
 セミファイナルではバンディードとクアトレロがシングルマッチで激突した。CMLLでデビューしているが、その後、メキシコインディーから、AAA、PWG、新日本プロレス、ドラゴンゲートなど世界中の団体で活躍し、現在は北米ROHを主戦場にしているバンデォードだが、CMLL復帰後、クアトレロと因縁が勃発。反則絡みの卑怯な手で6人タッグマッチでバンディードからフォールを奪ったクアトレロに、怒ったバンディードがシングルマッチを要求。その主張が認められ、遂にシングルマッチで激突したのだった。怒りに燃えるバンディードが切り返してフォールを奪って一本先取。その後、一進一退の激しい攻防が続いたが、クアトレロがコーナーから攻撃しようとするとバンディードがもコーナーに登って攻撃。すると、クアトレロは苦し紛れにバンディードの覆面を剥ぎ取ってしまったのだった。当然、レフェリーの目の前での反則なので、クアトレロの反則負け。勿論、こんな勝ち方は納得しないのはバンディードと観客だ。この抗争はまだまだ続きそうだ。

■ CMLL アレナメヒコ金曜定期戦
日時:2020年1月3日(現地時間)
会場:メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ

<6人タッグマッチ>
カリスティコ、アンヘル・デ・オロ、ニエブラ・ロハ
ウルティモ・ゲレーロ、エウフォリア、グラン・ゲレーロ

<シングルマッチ>
○バンディード
 2-0
●クアトレロ

<6人タッグマッチ>
○ボラドールJr.、ティタン、ソベラノJr.
 2-1
●バルバロ・カベルナリオ、テンプラリオ、フォラステロ