イルウィン・リベラが王座防衛!Titan FC 58

(C)Titan FC

 12月21日(現地時間)にフロリダ州フォートローダーデールで『Titan FC 58: Rivera vs. Sabatello』が開催された。
 UFC、ベラトール、PFLに次ぐ北米第4のメジャー団体となっているタイタンFCは全米生中継だけでなく、UFCファイトパスでも中継されている。その為か、UFCの大会と同日同時刻に重ならない様に開催されるようになった。一応、他団体ではあるが、ベラトールの様にUFCと敵対している訳ではなく、協力体制という感じだ。
 今大会のメインではバンタム級王座戦で、王者イルウィン・リベラがダニー・サバテーロの挑戦を受けた。サバテーロはMMA6戦全勝という事もあり下馬評では、やや挑戦者有利だったが、王者リベラが意地を見せた。試合は5ラウンドまでもつれ込んだが、最後は王者がスーパーマンパンチでサバテーロを金網に追い込み、パンチラッシュでダウンを奪った。そして追撃のパウンドをレフェリーがストップ。リベラが見事にTKO勝ちで王座を防衛した。
 セミファイナルでは、UFC契約が近いと噂されるヘビー級のホープ、モハメド・ウスマンがレジー・ケイトと対戦した。筋骨隆々のウスマンとアンコ型のケイトと対照的な体格の対戦となったが、試合はウスマンの右ストレートが炸裂し、ケイトは前のめりにダウンしてウスマンのKO勝ち。これでウスマンはUFC入りへアピールとなった。

■ Titan FC 58: Rivera vs. Sabatello
日時:2019年12月21日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国フロリダ州フォートローダーデール

<バンタム級王座タイトルマッチ>
○イルウィン・リベラ(メキシコ/王者)
 5R TKO
●ダニー・サバテーロ(米国/挑戦者)

<ヘビー級>
○モハメド・ウスマン(ナイジェリア)
 1R TKO
●レジー・ケイト(米国)