10・23後楽園WRESTLE-1タッグリーグ開幕! T-HAWK&入江組激勝で #STRONGHEARTS 対決へ向け怪気炎!!

 WRESTLE-1『TAG LEAGUE 2019』が10月23日(火)後楽園ホールで開幕した。
 メインでは早くも現タッグ王者のEnfants Terribles芦野祥太郎&児玉裕輔と#STRONGHEARTSのT-Hawk&入江組が激突。
 因縁浅からぬT-HAWKと芦野は、この日も味方が止めに入るほど、プロレスの粋を超える乱闘を繰り広げる激闘をみせた。

 入江が驚異の身体能力をみせた上、セコンドのアシストもあり、#STRONGHEARTS組が現王者組に勝利する波乱の開幕戦となった。


 勢いに乗る#STRONGHEARTSは、決勝でのユニット対決をぶち上げ、WRESTLE-1マット制圧を宣言し、怪気炎をあげた。

 休憩中には12・31大阪エディオンアリーナ大会の決定と秋山準など全日本プロレス勢の参戦が発表。

 
 さらに
「この選手の参戦も決定しました! 」
のアナウンスと共に、福山雅治『HERO』が鳴り響き、大イケメンコールの中、現在フリーの黒潮“イケメン”二郎が登場し、大歓声を浴びた。

 人気の才木玲佳を欠く中、700人の観衆は団体としての底力をみせたとも言えるWRESTLE-1。
 消費増税でさらに冷え込む不況下だが、海外への飛躍を前に恩返しの参戦となったイケメンを加え、年末へ向け攻勢を仕掛ける。
 
■ WRESTLE-1 TOUR 2019 UPDRAFT
日時:10月23日(水) 開始18:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:703人(主催者発表)

<第1試合 仁木琢郎デビュー戦!シングルマッチ 30分1本勝負>
〇カズ・ハヤシ
 4分26秒 逆片エビ固め
●仁木琢郎



 カズハヤシ自らが胸を貸した仁木のデビュー戦。マウントパンチで追い込むなど、ガムシャラなファイトで館内を湧かせた。最後は極反り逆片エビに屈したが、社長から健闘を称えられる満点デビューとなった。負傷欠場者の多い現状WRESTLE-1だけに、頑張りが即報われる環境なのは幸運と言える。怪我のない事を祈りたい。

カズのコメント
「非常に楽しみな若者ですね。なんだろう? ああいう子がプロレスラーを目指し、これからプロレスの素晴らしさとかそういうものを伝えていってくれるでしょう。幸せです。ああいう人と一緒にできるというのはね。プロレス界は明るいです」

仁木のコメント
「ハヤシさんとデビュー戦をさせていただきました。力も全然違います。今までの経験が違うからだと思います。何もできなかったです。でも、今日がスタートなんで、プロレスラーとしてしっかり最高のプロレスをお届けできるようにがんばっていきます。ありがとうございました」

<第2試合 「WRESTLE-1 TAG LEAGUE 2019」前哨戦!6人タッグマッチ 30分1本勝負>
河野真幸(TriggeR) ●アレハンドロ 一
 6分56秒 ファイヤーバードスプラッシュ⇒エビ固め
頓所隼 〇ペガソ・イルミナル 土方隆司

河野&アレハンドロ&一のコメント
河野 
「今日は公式戦じゃないから。前哨戦じゃねえか。最後突っかかってきたけどこっちは手段を選ばねえから。勝ち点を獲る。覚悟しとけよ。一、大丈夫か? せっかく組んだのにあんまり連携できなかったな」
一 
「凄え痛いです。やばいです」

河野 
「俺とアレハンドロの緩さについてこい」

アレハンドロ 
「本庄から出直す」

一 
「もうやりたくない、やりたくない。土方とやりたくない。暑苦しいし、嫌だ嫌だ。本当に嫌だ」

頓所&ペガソ&土方のコメント
頓所 
「こっちのチームに土方先生がいたとはいえ、ペガソのファイヤーバードスプラッシュが決まれば完全に3カウント」

ペガソ 
今日は俺が3つ獲っただけで頓所さんだって3つ獲れるドラゴンスープレックスホールドがあります。まあ本庄は俺と頓所さんが勝って、とりあえず1つ目の勝ち星をつけます」

土方 
「河野選手と当たった時のプレッシャーはさすがでした。それと一か? 嫌だってなんだよ? 裏で言うのはまだしもリングで嫌だはまずいだろう。熱いのは嫌だって言ってるけど語る資格がないぐらいプロレスしょっぱいからね。なんとかにつける薬はないっていう感じです。じゃあ上がってくんなよ、リングに。ナメてるよ、プロレスを」

<第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負>※変更カード
●本田竜輝
 7分59秒 スモールパッケージホールド
〇新井健一郎(Enfants Terribles)

 急遽参戦となった新井健一郎だが、5分過ぎまで手首を極める攻防で湧かせると、レフェリーと客席も巻き込む流石のインサイドワークで盛り上げ、丸め込みでケリをつける心憎いフィニッシュ。セミとメインではEnfants Terriblesのサポート役と八面六臂の活躍。今日のMVPであった。
 
新井のコメント
「怪我人、病人の代打と言えば新井健一郎。いつか言ったコメントみてえだけど、ワタクシはどんな急なオファーでも受けますよ。怪我人、病人、そうだなあ、あとは会場に手を付けた女のファンがいてバッティングするのが嫌だな、じゃあ仮病でも使っちまえっていうレスラーがいたら俺が代打で出て丸く収めてやる。そして本田よ、今日はお前を使ってたっぷり遊ばせてもらってたよ。もっと染に染めに染めてやる」

本田のコメント
「今日の試合は新井健一郎選手とでしたけど、結果を残せない自分が凄い悔しいです。もっともっと自分から勝ちに行って、もっともっとがんばりたいと思います」

<第4試合 シングルマッチ 30分1本勝負>
〇タナカ岩石
 8分3秒 払い腰⇒片エビ固め
●鬼塚一聖(#STRONGHEARTS)


 本誌推奨のWRESTLE-1ネクストブレーク最右翼、プロレス界で一番熱い男、タナカ岩石が膝の怪我に耐えながら激勝。

岩石のコメント
「どうだ文句あるか! 勝ったぞ! 何が#STRONGHEARTSだ! 俺たちはどんなにちっちゃくてもな、選手全員がスタッフ全員がコツコツやってるんだよ。ナメられてたまるか! 本庄でもう一回今度はタッグか。T-Hawk、W-1ナメるな! タッグリーグ出てなくても、俺には意地があるんだ! 」

鬼塚のコメント
「タナカ岩石、これで終わりと思うなよ。26日また埼玉でタッグで組まれているけど、この借りは返させてもらうぞ。これで終わりじゃねえぞ!」

<第5試合 「WRESTLE-1 TAG LEAGUE 2019」前哨戦!6人タッグマッチ 30分1本勝負>
稲葉大樹 土肥孝司 ●アンディ・ウー
 10分48秒 メテオラ⇒エビ固め
〇CIMA(#STRONGHEARTS) 吉岡世起(#STRONGHEARTS) エル・リンダマン(#STRONGHEARTS)


 アンディ・ウーがいつものパフォーマンスと見せかけての奇襲で開戦となったが、最後はCIMAがメテオラでキッチリおかえし。

稲葉&土肥&アンディのコメント
アンディ 
「CIMA、完敗や。ただ俺は強い奴と闘えば闘うほどそれを吸収してここまで大きくなった。お前とやって大きゅうなってまたやってやる」

土肥 
「まあまあ連携は良さそうだなっていうのはあったけど、今日は向こうの大将がいたから」

稲葉 
「公式戦一発目は吉岡&リンダマン。スピードとずる賢さ、ああいうのに気をつけないと。このリーグ戦、とりこぼしができないんでね。何度も言っているように全勝で」

土肥 
「普通は顔はできねえ。やるのはいじめられっ子だ。しっかりいじめてやる。また俺のマグナム潰しやがって。ふざけんな! 」

CIMA&吉岡&リンダマンのコメント
CIMA 

「チャンピオン稲葉と土と肥料の肥でなんて読むんや? まあいいよ、アンディ! 経験の差よ。武術凄いのは俺らは上海で何度も見てきたしな。経験の差や。W-1をなんとかしようと思え。アンファン軍だけやない、#STRONGHEARTSだけやない。W-1をなんとかしようと思え。その心を俺たち、#STRONGHEARTSにぶつけたれ! 」

リンダマン 
「タッグリーグ初戦は稲葉と土肥。今日見たところ大したことないな。俺たちのほうがタッグとして完成度高い。近藤と征矢はもめてるのかよくわかんないし、羆嵐は英語しゃべれない」

吉岡 
「しゃべれない」

リンダマン 
「見てもらったらわかる通り、いっちゃうんじゃないですか? 台風の目、タッグリーグに風穴を空けるのはチーム小沼。小沼スペシャルでしばくぞ! 」

<第6試合 WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ 60分1本勝負>
[王者]
〇エル・イホ・デル・パンテーラ
 vs.
●MAZADA(東京愚連隊)
[挑戦者]
※第14代王者・エル・イホ・デル・パンテーラ、2度目の防衛に成功。


パンテーラのコメント
「(日本語で)良かった。ベリーハッピー。MAZADAさん、素晴らしい選手。メキシコでスーパースター。彼はアメリカンスタイル知っている。日本スタイル、メキシコスタイル、何でもできる。MAZADAさん、もっとリスペクト。MAZADA、ありがとうございました! 次の後楽園で11月27日、私のお父さん、エル・パンテーラと弟のエル・パンテーラJr.来る。皆さん、よろしくお願いしますl お父さん、寂しいだよ。早く来てね」

MAZADAのコメント
「負けたのは認めますわ。親父から始まってるんじゃないですか? ちょうど来月来るらしいじゃないですか? ボッコボコにするんで。弟も含めて。お弟は罪ないけどお兄ちゃんのせいで。12月1日にメキシコで引退するって言ってたんですけど、後楽園で引退でいいんじゃないですかね? 車イスとかで帰る感じですかね? その代わりマスクはさばいてやるから。弟は弟でボッッコボコです。確定です。今日のパンテーラは凄い。普段もそれでやれよ」

<第7試合 「WRESTLE-1 TAG LEAGUE 2019」公式戦Bブロック30分1本勝負>
近藤修司(チーム246presidents/TriggeR) ●征矢学
 10分50秒 G.F.Y⇒片エビ固め
〇羆嵐(Enfants Terribles) レネ・デュプリ(Enfants Terribles)


 ラグビー特訓をキッカケに空中分解かと思われた近藤&征矢組だが、まさかの奇襲でペースを握る。しかし新井健一郎の介入で3vs.2となり、最後はG.F.Yで征矢が沈められた。

羆嵐&レネのコメント
羆嵐 
「言ったろ? G.F.Y決まったら俺らの勝ちって。おい、征矢、悔しいか? 俺たちはプロレス脳もあるんだよ。パワーと身長だけだと思ってんじゃねえよ。おもしろくなってきたな。俺ら倒せるチームいんのか? いねえだろう。レネさん、スピーク、お願いします」

レネ 
「ダダンダンダダンダダンダンダンダダン(羆嵐と一緒にご機嫌に歌いながら引き上げる)」

近藤&征矢&立花のコメント
立花 
「レフェリー見てねえだろう。最後金的しただろう。反則の嵐じゃねえか。大丈夫か? これは負けじゃねぞ。ふざけんなよ! 」

近藤 
「今日は勝つつもりで行ったんだ。パワハラが悪いのか? どっちなんだ。(立花に向かって)お前に聞いてんだ」

立花 
「パワハラどうこうじゃなくて、あいつらが反則したから…」

征矢 
「ちょっと待て。それが原因なのか?」
 
近藤 
「どっちが悪いんだ? お前に聞いてんだ」

立花 
「あいつらが金的したしイスを持ってきたから負けてんだ」

征矢 
「俺が悪いのか近藤さんが悪いのか決めてくれよ」

立花 
「どっちも悪かねえんだよ。あいつらが反則したから負けたんだよ。おい、初戦でどうすんだ、こんなんで! 」

<メインイベント 「WRESTLE-1 TAG LEAGUE 2019」公式戦Aブロック30分1本勝負>
●芦野祥太郎(Enfants Terribles) 児玉裕輔(Enfants Terribles)
 14分45秒 ケルベロス⇒片エビ固め
〇T-Hawk(#STRONGHEARTS) 入江茂弘(#STRONGHEARTS)

 試合後の芦野の胸の内出血の凄まじさが、激闘を物語る。

芦野&児玉のコメント
芦野 
「ああクソ! クソ! 憶えてねえ。記憶がねえ。1月、無差別を落とした時以来、あいつのヒザを受けた。普通じゃねえな、あれ。憶えてねえよ。開幕戦、大事な開幕戦。どうしても今年はなぜか大事なところで負けちゃう。その呪縛から逃れられない。クソ! W-1の所属のどんな奴に負けるよりも俺はT-Hawkに負けるのが一番嫌なんだよ。あいつ、団体に入り込んでいるように見えるけどよ、そうじゃねえ。あいつはW-1の人間じゃねえんだ。所属じゃねえんだ。それも2回も大事なところで獲られた。3月は関本に獲られた。わかんねえ。裕輔、何が足んないんですか? まだ残り2試合あんだよ。11.2郡山、11.1新木場、2つ必ず俺らが勝つ。俺が必ず勝つ。必ず優勝して、T-Hawk&入江を俺たちが逆指名してやるからよ。その時はベルトかけてやってやるよ。絶対勝ち上がって、俺たちが勝つ」

T-Hawk&入江のコメント
T-Hawk 
「開幕戦からT-Hawk&入江で勝てたので、あと2戦ですかね? 反対側に吉岡&リンダマンいますけど、#STRONGHEARTS対決で決勝戦やりたいですね。で、いつも入江さんが言っているように世界の全てを獲りに行くと。W-1のタッグも全てですよ。よろしくお願いします」