ラウンドガールを挟み、むかって左から若山龍嗣（DRAGON GYM/DBSスーパーフライ級王者）、裕喜（KIX/DBSスーパーバンタム級王者）、ダイナマイト柿崎（DBSフェザー級王者）、晃希（Team S.R.K feat.悪羅スタ埼玉/DBSライト級王者）

　仙台市の市政100周年を記念して高さを100メートルぴったしにつくられた日本で2番目に大きな仙台大観音（日本最大は茨城県の牛久大仏 120m）のふもとに位置するベストウエスタンホテル仙台で仙台ドラゴンジム主催の「戦場14」とアマチュア軽・中・重量級トーナメントをメインとした「A-LEAGUE29DELUXE」が行われた。
　プロ部門の「戦場14」では豪華なホテル大会に相応しく地方タイトルであるDBSタイトル4階級タイトルマッチにドラゴンジムならではのウェイトハンディ付き特別ムエタイルール（肘なし、首相撲なし）という真剣勝負ながらプロレス的な試合も行われた。
　DBS4大タイトル戦は、UKFイーストアジアスーパーフェザー級タイトルも保持するDBS王者・晃希が１Rから猛チャージで沖縄からの挑戦者スーパークレイジーKから3ダウンを奪いKOでライト級王座を防衛、地元ドラゴンジムの王者・若山龍嗣が新日本キック、NJKF、レベルスにも参戦してランキング選手にも勝利している関西のKOTAをやぶりスーパーフライ級王座を防衛。フェザー級王座決定戦はダイナマイト柿崎が名古屋の作田良典をやぶり新王者となり、スーパーバンタム級タイトル戦は王者・裕喜が沖縄のカズ☆仲村を判定で下し防衛に成功したが腰痛の悪化を理由に引退を表明した。
　アマチュア大会を含む年内最終戦は盛況のうちに終了した。
会場のベストウエスタンホテルは日本で2番目に巨大な存在感抜群の仙台大観音のふもと　写真大観音のむかって右手が試合会場　仙台風景写真館
試合風景

■　DRAGON GYM
「大震災復興チャリティームエタイイベント戦場 14」
日時：2014年12月7日（日）宮城・ベストウエスタンホテル開場14：00 開始14：30
※午前開始のアマチュア大会「A-LEAGU29DX」が長引き15:30開始
会場：ベストウエスタンホテル仙台

＜ダブルメインイベント2（第8試合） DBSライト級タイトルマッチ 3分5R＞
○晃希（Team S.R.K feat.悪羅スタ埼玉/DBSライト級王者、UKFイーストアジアスーパーフェザー級王者）
　1RKO ※3ダウン
●スーパークレイジーK（RIOT GYM/DBSライト級1位/挑戦者）
※晃希が防衛

＜ダブルメインイベント1（第7試合） DBSスーパーフライ級タイトルマッチ 3分5R＞
○若山龍嗣（DRAGON GYM/DBSスーパーフライ級王者、PK-1スーパーフライ級王者）
　判定
●KOTA（K-MAGUS/挑戦者）
※若山が防衛

＜ダブルセミファイナル2（第6試合） DBSフェザー級王者決定戦 3分5R＞
○ダイナマイト柿崎（DRAGON 湯沢/RKAフェザー級王者）
　判定
●作田良典（GET OVER/DBSフェザー級2位）
※ダイナマイト柿崎が新王者

＜ダブルセミファイナル1（第5試合） DBSスーパーバンタム級タイトルマッチ 3分5R＞
○裕喜（KIX/DBSスーパーバンタム級王者）
　判定
●カズ☆仲村（真樹ジムオキナワ/元KOSスーパーバンタム級暫定王者）
※裕喜が防衛

＜第4試合 58kg契約 3分3R＞
●小野寺紘也（DRAGON GYM/DBSフェザー級3位）
　判定
○高橋茂章（KIX/日本プロキックスーパーバンタム級王者）

＜第3試合 58kg契約 3分3R ＞
△白岩義也（DRAGON石巻/DBSフェザー級4位）
　引分
△佐藤正和（サムイジム/TENKAICHIライト級7位）

＜第2試合 ヘビー級 3分3R ※ヒジなし＞
○エドモンド霜田（DRAGON GYM/DBSフェザー級5位）
　1RKO
●近藤 学（KAGAYAKI）

＜第1試合 10kgウェイトハンディマッチ 特別ムエタイルール（首相撲・ヒジなし） 3分3R ＞
△高橋政彦（DRAGON石巻/DBSスーパーライト級5位）
　引分
△テポドン（team Sudo）
首相撲、肘なしというほとんどK-1ルールだが特別ムエタイルールにウェイトハンディ、高橋64㎏－テポドン74㎏という異色の対決は、場内盛況の打撃戦の末引分に終わり、第一試合で会場をあたためた。

佐藤亮が46歳にしてプロレスラーＪＯＭをKO～『大震災復興チャリティーイベント NO NAME HEROES』
10・13大震災復興チャリティーイベント『戦場11』若山龍嗣×優吏でDBS初代スーパーフライ級王者決定戦