和志組外伝-闘真-台風にもかかわらず決行!中川達彦vs.定アキラ王者決定戦は両者ノックアウト

 本日は台風の影響でライフラインがストップし、各地の大会が中止に成る中、大阪エディオンアリーナでのRIZIN、そして北区Basement Monsterでのプロレスリング「和志組外伝 闘真」は嵐の中の、まさに台風の目になり全格闘技ファン垂涎の神興行と成った。先ずは嵐の中来て頂けたお客様に感謝です。
 そして本日は前回MAX吉田とのノーコンテストからの遺恨試合のタイトル戦が予定されて居たが、MAX吉田の怪我からタイトルを返上に。

 そして代打のタイトル戦は、まさかの定アキラ。中川は「兼ねてからやりたい相手でした」とのこと。肝心の試合ですが、大荒れのスタート。静かな展開から中川の胴回転回し蹴り、たまらず場外に定アキラがエスケープ。中川が追いかけて大場外乱闘に発展。定の鉄柱攻撃から中川が大流血からリングに戻ると、そこからは定アキラの圧倒的な攻勢が始まり、定アキラのジャーマンスープレックスが炸裂。立ち上がるのもやっとの中川に連発ジャーマンスープレックスが炸裂か?とのところ、サンボ式の膝十字で中川が切り返す。
 しかし流石、IGFでケンドー・カシンに揉まれた定アキラ。その後も垂直式ブレーンバスター。中川カウント9で辛くも立ち上がる。そこにフィニッシュと叫ぶ定アキラのブレーンバスターを中川が膝蹴りからの飛び付き逆十字。ギリギリでロープブレイク。そこから両者が嵐の殴り合い。「正直ブレーンバスターから記憶が無かった」と中川は振り返る。その中で定アキラの膝蹴り、中川のロシアン・フックがカウンターで炸裂。そこからおぼろげな記憶の中、レフェリーのガンダーラ鈴木が10カウントを数え両者ノックダウンと言う結末を迎えタイトル預りとなった。

 試合後、宮本和志代表より、中川達彦、定アキラ、不動力也、山下金吾の4名でベルトを争えとの指示が出る。次回11月2日(土)の闘真からインターナショナルマーシャルベルトの争奪戦が始まる。

■ 和志組外伝-闘真-
日時:10月12日 18:30~
会場:BASEMENT MONSTER 王子

<第4試合メインイベント インターナショナル・マーシャルアーツ王者決定戦 闘真特別ルール時間無制限一本勝負>
△中川達彦
 14分46秒 両者ノックアウト
△定アキラ