［週刊ファイト10月3日号］収録　［ファイトクラブ］公開中

■　新日本プロレス　DESTRUCTION in KOBE
日時:9月22日(日)16:00～
会場:兵庫・神戸ワールド記念ホール 観衆6,148人（満員=主催者発表）

▼2冠目指す内藤が無冠に！　ジェイ戴冠というデストラクション
　9・22神戸ワールド記念ホール
　photo by 泉南友香 / text by TERUZ
・ゾクゾク感が止まらない！　鬼神ライガーにタイムライン騒然
・鬼神はつくられたリアル！　ビギナーファンから「怖い」
・後藤G1リベンジ！　肉体を削りNJPWを押し上げる男たちの宴
・ジェイの違和感が快感に変わる!?　強さ見せつけてマイク締め
・両国全カード＆ドーム2連戦翌日に“イッテンロク大田区”開催

　新日本プロレス史上初の“年始東京ドーム2連戦”まであと3か月余りとなった。メインでは、かねてから2冠（IWGPヘビー級とIWGPインターコンチネンタル）という野望を口にする内藤哲也がインターコンチネンタル王座の防衛戦に臨む。

　年内に残るビッグマッチは限られた日程しかない。内藤は2冠へと歩を進めることができたのか。それとも、成長著しいジェイ・ホワイトが2冠という夢横取りの序曲を奏でるのか。9月22日の新日本プロレス神戸大会を、現地写真とともにレポートする。

　ゾクゾク感が止まらない！　鬼神ライガーにタイムライン騒然

＜第5試合＞
DOUKI
金丸義信
〇鈴木みのる
ザック・セイバーJr.
　　3分10秒　反則
ロッキー・ロメロ
タイガーマスク
●獣神サンダー・ライガー
棚橋弘至

　「鬼神ライガー」がトレンド入りするほどタイムラインが騒然とした。入場する鈴木みのるを襲撃したライガーだったが、みのるからマスク剥ぎ、椅子攻撃を食らってしまう。怒りが沸点に達してしまい、みのるに急所蹴り。自らマスクと上半身コスチュームに手をかけると、怒りが模様化した素顔が露見する。1996年・神戸大会でのグレート・ムタ戦で誕生した鬼神ライガーが、2012年以来となる4度目の降臨だ。