Rレインズ襲撃犯探しの一人芝居DブライアンSmackDownと8・31決戦

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 現地時間8月31日の戦争決戦前である。なにしろ日本のファンからしたら新日本プロレスが単独ブランドとして英国ロンドンに乗り込み、オリンピック・パークにあるザ・カッパー ボックスにて『Royal Quest:オカダ・カズチカvs.鈴木みのる』を投入する。鈴木は海外の方が評価が高く、WWEも狙っているのは公然の秘密かも。ところがWWEは『NXT UKテイクオーバー: カーディフ』だ。カーディフは英国でもウェールズだから、場所はかぶらないのだが、トニー・ストーム対ケイ・リー・レイの女子王座戦は見逃せない。そして本誌人脈が前夜祭スターキャストのイベントもあるため大挙としてシカゴに出発した『AEW ALL OUT』がある。なにしろAEW情報No.1を胸を張って公言している以上、リアルタイムとしては本誌はこちらを優先せざるをえない。予算も投入してジョージ・ナポリターノ記者をニューヨークから飛来させる他、内部者や各通信員からの舞台裏ドキュメントはオモテの速報ブログでなく本誌収録となる。

 なにしろリアルタイム配信時代である。それぞれの会場は場所が違うにせよ、カバーが求められる専門媒体にはまたも地獄の週末となるのはともかく、そういう決戦前のSmackDownという構図が番組を紐解く前提として必要ということだ。しかし、『キング・オブ・ザ・リング』のトーナメント進展にせよ、毎週というか、毎日見ないと書けないマスコミにとっては大注目のアリvs.バディ・マーフィにせよ、ざっと流して見ているだけのライト層にまで届いたかどうか、記憶に残ったかと問われるなら、凡庸だったかなぁと。まして、NXTがUSAネットワークにくるのCMはRAWに続き出したのに、『NXT UKテイクオーバー: カーディフ』は触れられず。「バディ・マーフィは凄い」とやっても、一般には「誰?その選手」となると。だいたい「205 LIVE」生中継が始まると、会場客は最後まで見ずに帰り始める現場の実態があるからだ。
 WWEは普段は決して長い興行ではないことを思えば、やたら長い日本の格闘技大会の方がもっと問題なんだが・・・。招待券がばら撒かれて、開始○○時とあるからそこに合わせて入ってみるが、長すぎて飽きてしまいメインイベントの前に帰ってしまうという・・・。これは面白い、次は自分で行こうと思わすための招待券なんだが、次は来てくれない方ばかりを毎回入れ替えている実態は厳しい。

 番組冒頭とトリは、ローマン・レインズ襲撃犯騒動の物語はまだまだ続くと。まぁ、それがライト層にとって「来週もまた見ないといけない」というフックなんだから、「嘘つきは嫌いだ!」とダニエル・ブライアンがローワンをビンタしまくって笑かしてくれたら可としないといけない。その今週のローワンはフィンランドのメタル民謡隊コルピクラーニのヨンネ・ヤルヴェラのJonneのメタルTシャツだから裏切りなんだと。次の展開が読めたのは1%以下と推測され、あまりにマイナー過ぎてお茶の間にはわからんと思うのだが・・・(笑)。

■ WWE SmackDown 205 LIVE
日時:8月27日(現地時間)
会場:ルイジアナ州バトンルージュ レイジング・ケインズ・リバー・センター

◆オートンが王者キングストンとビックEを返り討ち

 オープニングに登場したWWE王者コフィ・キングストンはPPV「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ」で対戦が決定した因縁のランディ・オートンに対して「王座戦では俺が王者だということをわからしてやる」と闘志を燃やした。すると、会場のビジョンに姿を現したオートンは“バカ”を連呼すると「お前に感動するファンレターを読んでやる」と言って、もうコフィを痛めつけるのはやめてと懇願するキングストンの息子の手紙を紹介。続けてオートンが「同じホテルだからこれから直接会いにいく」と言い出すと、怒ったキングストンは走ってバックステージのオートンに襲い掛かった。
 激しい乱闘を展開した両者だったが、最後はオートンがキングストンをDDTで沈めて返り討ちにした。また、同日のSmackDownでは盟友ビックEが報復すべくオートンと対戦。気合十分のビックEだったが、ザ・リバイバルがレフェリーの死角でアシストすると、最後はオートンがRKOを放ってビックEをKO。さらに試合後にもオートンはリバイバルと連携したRKOを放ってビックEも返り討ちにした。王者キングストンとオートンのWWE王座戦が行なわれるPPV「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ」は日本時間9月16日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)でライブ配信される。

◆中邑、王座挑戦を宣言したミズにキンシャサ2発

 先週、中邑真輔とサミ・ゼインに襲撃されたザ・ミズがリングに登場すると「ゼインは中邑の代弁者になったんだな。中邑がゼインを必要とするなら、俺は中邑のIC王座にチャレンジする」とPPV「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ」での王座挑戦を表明した。すると嘲笑いながらゼインが登場して「お前は本当にわかってないな! 中邑は王者だ。そして、アーティストで詩人で“キング・オブ・ストロングスタイル”なんだよ。お前はただの“キング・オブ・ソフトスタイル”だ」とミズを挑発して舌戦を展開した。さらにミズが場外でゼインに襲い掛かろうとすると、今度は中邑が背後からミズを襲撃してキンシャサを炸裂。続けてゼインは「ART(=芸術)にリスペクトがない奴だ」とミズをリングで捕まえると、中邑は止めのキンシャサを叩き込んだ。

◆レインズ、無実を主張するブライアンにスピアー
ブライアンのTシャツはRIOTのアザラシ君ではなくレインズ犬への反逆でメタルとは無関係
 襲撃事件の真相を探るローマン・レインズがスマックダウンのエンディングに登場すると、ブライアン&ローワンも会場ビジョンに登場して「“ごめんなさい”と言うだけだ」とローワンを疑ったことに対しての謝罪を要求。これに対してレインズは「俺は謝罪すべきか?ビデオを見てからにしよう」と事件の証拠映像をブライアンに突きつけた。するとブライアンは「何をしたんだ。嘘つきは嫌いだ」とローワンに平手打ちを何発も放つと、「ローマン、俺はあいつを信じていたのに裏切られた。知らなかったんだ」と自身の無実を主張しながらリングに上がったが、疑いの目を向けるレインズは無言のままブライアンにスピアーを炸裂させた。


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’19年09月05日号TAKAYAMANIA 橋本田鶴子 週末AEW新日WWE 甲子園出身 殺アオリマン