黒の「紫雷イオ、Io Shirai」大画面漢字も!ストリート・プロフィッツ躍動中NXT

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◆“黒い”紫雷イオが「お前たちの誰も必要ない」と周囲を威嚇

 噂のダークサイド“黒い”紫雷イオがNXTのリングに登場した。先月のNXT女子王座スチールケージ戦でイオは運に見放されて悲願の女子王座を逃すと、突如豹変して盟友キャンディス・レラエに暴行。その後、その言動に注目が集まっていたが、大ブーイングと共にNXTに登場したイオは「友達はいらない。お前たちの誰も必要ない」と周囲を睨みつけるように悪態をつくと、マイクを投げ捨ててリングを後にし、SNSでは「私は一人でのし上がっていく。誰も紫雷イオの隣に立つに値する人間はいない」と一人で戦い続けることを宣言した。

 番組の試合カードはダミアン・プリースト(ROHのパニッシュメント・マルチィネス)が長身を生かしてjobber相手に例によって鮮やかなキックを極めるところから。
 EVOLVEの宣伝はRAW/SmackDownで流されたのとは別編集で、近くアイルランド戦士”キリアン・デイン”(ニッキー・クロスの夫)が復帰との告知映像もあった。中国本土出身の選手も出てきた「ブレイクアウト・トーナメント」に続いては、巨漢黒人キース・リーのプロモ映像が編集に時間とカネがかかっている。


 番組トリはダニー・バーチ(マーティン・ストーン)&オニー・ローカンと、ストリート・プロフィッツ(アンジェロ・ドーキンス&”ハイパー・アスレティック”モンテズ・フォード)のタッグ王座熱戦だ。不知火Shiranuiが出てきたり、CMナシでじっくり試合を堪能できることがどれだけ喜ばしいことか。RAWやSmackDownにも顔見世やって浸透をはかっているストリート・プロフィッツの防衛となり、最後の絵はアンディスピューティッド・エラというか、re:DRagon(ボビー・フィッシュ&カイル・オライリー)が花道でアピールするという構図。お茶の間向け番組を改革するというなら、ストリート・プロフィッツ以下どんどん若手を売り出すしかない。10代のファン層がついてこないからだ。頑固な昔からのファン層だけを相手にしていたら自滅になるだけである。

◆KUSHIDAとアポロ・クルーズの対戦が決定

 無敗のKUSHIDAがアポロ・クルーズと次週のNXT(7月18日)で対戦することが発表された。インタビューに答えたウィリアム・リーガルGMは「NXT UKのカシアス・オーノや205 Liveのドリュー・グラックと、スーパースター達がブランドを越えてKUSHIDAと対戦したがっている。そして、次週はSmackDownからアポロ・クルーズが参戦してKUSHIDAと対戦する」と明言。この対戦発表にKUSHIDAは「僕はプロレスを愛しているし、すべてのスーパースターやレスラーに敬意を持っている。団体、国籍、階級は自分にとって問題じゃなく、どのブランドの対戦相手でも気にしない」と自身のツイッターに英語でコメント。現在5連勝と勢いに乗るKUSHIDAは強敵アポロ・クルーズを相手にそのまま無敗街道を突き進むことができるのか。

◆同日WWE主力陣はESPYS投票に出席、ローマン・レインズの白血病克服が表彰

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